世界遺産・下鴨神社、闇夜のアート空間に

2018.8.18 08:32

左から2番目が門川大作氏、中央が猪子寿之氏

(写真3枚)

世界遺産である「下鴨神社」(京都市左京区)で、『下鴨神社 糺の森の光の祭 Art by teamLab』が8月17日にスタート。京都市市長・門川大作氏、チームラボ代表の猪子寿之氏がオープニングセレモニーに参加した。

デジタルアート集団・チームラボが手がけ、光と音楽とデジタルを駆使した同イベント。2016年にも同会場でおこなったことがあり、今回は境内に加えて、参道にも球体の作品を配置。球体が呼応しあい、時間の経過や人が触ることによって、様々な色に変化するアートを楽しめる。

鳥居前に並ぶのは3つのサイズの卵型の球体
鳥居前に並ぶのは3つのサイズの卵型の球体

猪子氏は、「これだけの大きな森が都市に残っているのはまれ。人の営み、自然の営みがあったからこその場です。そのような長い時間を感じられる場を作りたいと、参道がある『糺の森』は生命を感じさせる卵をモチーフに。そして舞殿周辺は、抽象化された空間にするため完全な球体で、質量感を感じさせないように浮かせた」と、説明。

楼門周辺には球体が、宙に浮いたり、舞殿内に並ぶ

門川市長は「2年前もワクワクしました。またバージョンアップして開催されることを楽しみにしております」と期待を寄せた。初日は開始前から大行列ができ、その不思議なアート空間を眺めながら、記念撮影したり、ムービーで撮ったり、幅広い年代が堪能した。期間は9月2日まで、午後6時半から午後10時まで。料金は平日1000円、土日は1200円。

『下鴨神社 糺の森の光の祭 Art by teamLab』

日時:2018年8月17日(金)~9月2日(日)・18:30~22:00
会場:下鴨神社(京都市左京区下鴨泉川町59)
料金:平日1000円、土日1200円、小学生以下無料
電話:0570-200-888

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