月亭八方「可朝師匠の教え従いどん底に」

どん底を経験したが、「こんなことをしてる場合やないなと思ったのですが、そういうことがあったからこそ、逆に少々の波が立っても振り切って行けたんだと思います」とも
今年で芸歴50年を迎える落語家・月亭八方が、『芸能生活50周年記念公演 落語誘笑会』を「なんばグランド花月」(大阪市中央区)で10月に開催。6日、弟子の月亭方正、息子の月亭八光とともに会見を開いた。
1968年に2代目桂小米朝(故・月亭可朝)に入門した八方。「3月に師匠の月亭可朝が亡くなったこともあって、入門してからのことを鮮明に思い出しました。50年はあっという間でしたが、落語の世界があって改めてよかったなと。もしサラリーマンだったら社長にならない限り『勤続50年』は無理です。社長にはなれませんけど『師匠』というあだ名のようなものをもらって、やって来られたかなと思います」と振り返った。
破天荒でお騒がせニュースも多かった師匠の可朝についても触れ、「師匠の教えを守っていたつもりはありませんでしたが、気がついたら感化されていたところもあったと思う。師匠に『飲む・打つ・買うが舞台の華になるんや』と言われて信用し、本当にそれをしないといけないと思っていたのですが、入門10年目か15年目くらいにどん底に落ちました」と明かした。

本記念公演では、そんな師匠との思い出話や、『野ざらし』ほか上方落語を一席。さらに「感謝の気持ちでお招きしたい」というスペシャルゲストとのトークを予定する。また、芸人たちの素顔をおもしろおかしく紹介する八方の定番『楽屋ニュース』についても、「『楽屋噺』は歌手で言うと一発当たったヒット曲みたいなもの。必ず披露いたします」と公約した。なお、月亭八光、月亭方正も出演し、華を添える。
取材・文・写真/岩本和子
『芸能生活50周年記念公演 落語誘笑会』
日程:2018年10月26日(金)
会場:なんばグランド花月(大阪市中央区難波千日前11-6)
料金:前売3500円、当日4000円(全席指定)
電話:0570-550-100
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