2チーム制で挑む、音楽が主役の舞台

2018.7.20 10:00

BLUEとWHITEの2チーム制でおこなわれるミュージカル『ジャージー・ボーイズ』

(写真2枚)

2年ぶりの再演となるミュージカル『ジャージー・ボーイズ』が、9月から全国6カ所を巡回。初演と同キャストのチームWHITEと、メンバー2人が新しくなったBLUEの2チーム制で上演する。

同作品は、1960年代から全米ポップス界を席巻したヴォーカルグループ「ザ・フォー・シーズンズ」の成功と挫折の物語を描いた名作。リード・ボーカルのフランキーを演じる中川晃教は、「この作品は音楽が主役なんです。その音楽の力とフランキーの存在は僕自身ともつながる部分があり、この役を演じられるのは運命だと感じています」と話す。

メインキャストは、WHITEが中川、中河内雅貴、海宝直人、福井晶一、BLUEが中川、伊礼彼方、矢崎広、Spiのそれぞれ4名。両方に出演する中川は、「チームによって僕のフランキーも変わってくるんですよ。変えるということがプランではないのに」とチーム制の醍醐味を話す。

新しいBLUEについては、「波乱万丈になりそうな気がします(笑)。伊礼さんとSpiさんが入ることで、もっといい意味でこだわりが出てくるのではないかと・・・。例え、いろんなことがあってもそういう物語ですから、いい相乗効果が出るんです(笑)。両方見てほしいですね」と期待を込める。

「やっと大阪のお客さまに見てもらえる、お待たせしましたです」と大阪での公演を喜ぶ中川
「やっと大阪のお客さまに見てもらえる、お待たせしましたです」と大阪での公演を喜ぶ中川

舞台は、4人のメンバーがそれぞれ季節ごとに物語を担い進行。フランキーをトミー(中河内/伊礼)がエンタテインメントの世界に導くのが「春」で、フランキーの歌声を聴いて「コイツのために曲を書きたい」とボブ(海宝/矢崎)がメンバーに加わるのが「夏」。そして、一番寡黙なニック(福井/Spi)によってバンドが転機を迎えるのが「秋」で、グループが解散の危機を迎えてもステージに立ち続けるフランキーが「冬」を表す。

実話に基づいたストーリーで、「季節ごとに4人それぞれの物語が語られるのが見どころ」と中川が魅力を語る同作品。関西初となる大阪公演は「新歌舞伎座」(大阪市天王寺区)で10月24日から28日まで。チケットはS席12000円ほか、現在発売中。

ミュージカル「ジャージー・ボーイズ」

日程:2018年10月24日(水)〜28日(日)
会場:新歌舞伎座
料金:S席12000円、A席6000円、特別席14000円
電話:06-7730-2222

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