神田沙也加、大地真央と泣いて喜ぶ

2018.7.11 07:00

「ヒギンズ教授を演じる別所哲也さんもヒギンズは憧れの役だったそうで、奇跡が2つ集結しているんです」と神田

(写真4枚)

神田沙也加と朝夏まなとがダブルキャストでヒロイン・イライザを演じるミュージカル『マイ・フェア・レディ』。神田が大阪市内で会見をおこない、長年の憧れだったというイライザ役について話した。

同作は、1956年にブロードウェイで初演が催され、1964年の映画版ではオードリー・ヘプバーンがイライザを演じた不朽の名作。日本では1963年に初演され、イライザ役を江利チエミや大地真央ら、そうそうたる女優が演じてきた。

神田は、「敬愛する大地真央さんのイライザを、何年もファンとして舞台で観てきました。真央さんのイライザは私のなかでは完璧だったので、自分がやりたいとはっきり言えなくて。こっそり憧れ続けていた作品でした」と話す。出演が決まり、すぐに大地に電話で知らせたといい、「真央さんが泣いて喜んでくださって、私も泣きました。『沙也加の思うイライザをやればいいけど、何か困ったことや、できることがあれば何でもするから』とおっしゃってくれて」と喜びもひとしおだ。

ロンドンの下町の花売り娘のイライザが、言語学者のヒギンズ教授のレッスンで、貴婦人へと成長していく物語。「イライザは、マグマのように上昇志向があると思うんですが、そこを隠しながら、楽しく生活している。でも、自分のコンプレックスを突かれたときに、その上昇志向がマグマとなって爆発する。色んな層が重なった女性だと思います」。

層の重なりは神田とも共通しているそうだ。「イライザ役をやりたいという思いは、その層の下に閉じ込めていたんです。願いがかなったので、悔いを残したくない。私はどこの劇団にも所属したことがないので、ルールを作らず思いつくことを何でも自由にやることができる、そこが強み。ターニングポイントになる役にしたいですね」。

ミュージカル『マイ・フェア・レディ』でヒロイン・イライザを演じる神田沙也加
ミュージカル『マイ・フェア・レディ』でヒロイン・イライザを演じる神田沙也加

2017年に主演を務めた『キューティ・ブロンド』では、菊田一夫演劇賞を受賞。ミュージカル界で自ら道を切り開いている。「ありがたいことに、途切れることなくミュージカル作品に出演させていただいて、スタッフさんとも『お久しぶりです』と再会できるようになったりしつつも、公演のチラシを見てワクワクしている演劇ファンの自分もいる。お客さん目線はずっと失いたくない。きっとそれが、自分自身の助けになると信じています。演劇をより好きでいたいですね」。

本公演は、9月から東京を皮切りに、福岡、広島、大阪などで上演。大阪公演は、10月19日から21日に「梅田芸術劇場メインホール」(大阪市中央区)にて。チケットはS席12500円、A席9000円、B席5000円で、7月14日に発売される。

取材・文・写真/米満ゆうこ

ミュージカル『マイ・フェア・レディ』

日程:2018年10月19日(金)〜21日(日)
会場:梅田芸術劇場メインホール(大阪市北区茶屋町19-1)
料金:S席12500円、A席9000円、B席5000円
電話:06-6377-3800
チケットは、2018年7月14日(土)発売

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