ISSA「U.S.A.を突破口に伝えたい」
2018.6.13 13:00

ISSA「U.S.A.を突破口に伝えたい」

「男は40からですよ。良い熟し方をして、生きていけますよ」(ISSA)

──ISSAさんは12月で40歳という区切りの年齢を迎えますが、30代最後にしてのこのビッグヒットをどう捉えていますか?

男として生きている上で、僕は「40歳」というのが一つのテーマだったんです。歌、ダンス、ミュージカルなど、そういう部分をもっと強化できる年代にしようと考えていました。『U.S.A.』のおかげですごく良いスタートが切れそうです。

──『U.S.A.』ってみんなが褒め言葉として「ダサい」と称するじゃないですか。で、40歳という年齢は、体型も崩れる人が少なくないし、体力が落ちたり、自然現象的に「ダサい」に近づいてしまう。だからこそ、40歳くらいになってくると、この「ダサい」って言葉を易々と受け入れられないんじゃないかなって思うんです。

あ、と言うか『U.S.A.』をまず「ダサい」と思ってないんですよね! みんなそう言うけど、「そんなにダサいかな?」って。確かに、あのジャケットも「まあ、ダセーかな」ってなったけど。

──『U.S.A.』で検索をかけたら、「ダサい」が最初の方に出てきたりします。

まあでも、みんなが言うならダサいのかなあ・・・。ただ、それこそ体力でも見た目でも、自分なりにダサくならないように努力していれば、あえてダサい方向に行ったとしても、ちゃんと人に見てもらえたり、楽しんでもらえたりするダサさがあると思うんです。それにやっぱり、男は40からですよ。良い熟し方をして、生きていけますよ。

今年12月に40歳となるISSA
今年12月に40歳となるISSA画像一覧

──僕はハタチくらいのとき、40歳くらいのオジさんが言ってくることを1番鬱陶しく感じていました。たとえ正論であっても、すんなりと聞き入れたくはなかった。だから、「40歳にはなりたくないなあ」とずっと恐れています。

まさに、それは僕もありました。「オジさんには、どうせ言っても分かってもらえないよな」って。口には出さなかったけど、でも感情として持っていました。ただ仕事柄、大人と接する機会が増えてコミュニケーションを取るにつれて、少しずつそういう気持ちは和らいでいきました。「この人も、仕事上で言わなきゃいけないんだよな」と理解もできるようになったし。そして年上の人たちを、いい兄貴に見えるようになった。振り返ってみると、自分も随分変われた気がしますね。

「コールが始まった瞬間に、これは絶対1回止めてやろう!と(笑)」(ISSA)

──そういえば、先日の発売記念ライブでは、曲の合間に掛け声をはさむ、アイドルではおなじみの「コール」が巻き起こりましたよね。ISSAさんが1回音を止めさせた動画もSNSで話題になっていました。

ちょうどあの日は、モー娘。の演劇女子部の舞台公演も同じ館内であって、ハロプロのファンもたくさん来ることが分かっていたから、「これはやばいことになるぞ」と事前に察するものがあったんです。ライブが始まる前には、「コールはこういう風にしましょう」と、DA PUMPのファンとモー娘。のファンの間でも認識を共有しあっていたようで、物凄いコールが来ることは覚悟していた。でも、それをすんなり受け止めるのも、面白くないじゃないですか。僕は、そういう天邪鬼なところもあるので(笑)。ちょっとでも「足りないな」って感じたら、音を止めてやろうと考えていた。で、コールが始まった瞬間に「来た、来た、来た!」と思って、でも「これ、絶対に1回は止めてやろう!」って(笑)。

「深く考え込んで聴く曲ではないし、どうにでも調理できる曲なので、コールのようなアレンジが加わったのは本当におもしろい出来事」と話すISSA
「深く考え込んで聴く曲ではないし、どうにでも調理できる曲なので、コールのようなアレンジが加わったのは本当におもしろい出来事」と話すISSA画像一覧

──そうだったんですか!

そこでバッと止めたら、お客さんも「えーっ!」と声が上がって。僕も気持ちが高ぶっていたから、「いや、もっと声出せるだろ!」って。そして次やったら、もうバコーン!って、会場内のテンションが大爆発したんです。

──映像を見ていても言い得ぬ感動がありましたよ。DA PUMPがハロヲタの手を引っ張った瞬間ですから。

僕らも、本当に良かったなって思っています。『U.S.A.』はハロプロの曲の雰囲気に近いという噂が広がってブレイクしたものですし、もともとハロプロのみなさんもそういう曲を長年、真剣にパフォーマンスしてきた。多くの人が、そういう彼女たちの姿を今の僕らに重ねてくれたのかなって。だからいつか、コラボができたらいいなと希望しています。

──いや、そりゃもう舞台裏ではきっと話が進んでいるはずですよね。いろんな大人が動いていることでしょう。

ハロプロとコラボができたら絶対におもしろいですよね。特に、毎年年末にはいろんな大きなものがありますから、そういうところでやらせてもらえるチャンスをいただけたら嬉しいですよね。僕からはこれ以上のことは言えないですけど!

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DA PUMP『U.S.A.』

2018年6月6日(水)発売
【CD】AVCD-16872
1000円+税
1. U.S.A.
2. All 2 You
3.Take it Easy
4. U.S.A. (Instrumental)
5. All 2 You (Instrumental)
6.Take it Easy (Instrumental)
URL:http://dapump.jp/

  
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