軍服男子が集う、大阪でミリタリー催事

2018.6.4 12:30

エアガンやショットガンなどを中心に装備品、護身用品、アウトドア用品のほか、ミリタリーグッズなどの新製品から特価品まで展示即売されている(3日・大阪市内)

(写真3枚)

ミリタリーやサバイバルゲーム用品などを扱う有名ショップが集う展示即売イベント『ショットショージャパン2018』(主催:DSI Club)が6月2・3日、大阪・アメリカ村の「サンボール」(大阪市中央区)で開催。超マニアックなイベントながら、2日間で3000人以上が来場した。

熱気に包まれる場内は、入口近くからショットガンやサバイバル用品の新製品、ヴィンテージの腕章やバッチなどの小物類、時代物の軍服やミリタリーグッズと、奥に進むにつれてマニアック感が強くなっていく。特価品や500円均一ボックスなど、お宝が発見できることもあり、ファンはオープン時間を狙っていくという。

戦時中に使われていた軍人手帳『出勤軍下士官兵衛生心得』、慰問用の『新女優集』なども販売されている(3日・大阪市内)

なかでも、このイベントの最大の見どころはスタッフたち渾身の軍物コスプレ。明治~昭和~現在にいたるまで、あらゆる時代、国の軍服を自分なりのテーマで軍服を着こなしている。ペニヤンJr.さんは、「当時の軍服を着ると、その服に合わせて自分の気持ちも引き締まる思いがする。脇差を差すと歩き方も変わったりするのでより、当時の人たちの気持ちに近づけるのがうれしい」と、軍服の奥深さを語る。

明治から昭和の軍服に身を包む軍服男子たちすべて私物。ニックネームとテーマを聞いた。右から、ペニヤンJr.さん・あゝ決戦(50万)、なかのしまさん・クールビズ少尉、サムハラさん・明治陸軍歩兵中尉、春斗さん・海軍兵用事業服(陸戦・教練スタイル)、さたけ二等兵さん・海軍兵用事業服(緑)「男たちの大和」でふっ飛ばされる人、エストリア人さん・第二次世界大戦時のリビア歩兵、カチューシャさん・陸軍一等兵防暑衣袴(いこ)(3日・大阪市内)

一座建立を果たす軍服男子が多く集まる『ショットショージャパン』。次回開催は9月15・16日に予定されている。

取材・文・写真/岡田由佳子

『ショットショージャパン2018』

日時:2018年6月2日・3日
会場:サンボール(大阪市中央区西心斎橋2-9-28)
料金:当日600円

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