日本庭園が魅力の宿、南禅寺に誕生

2018.5.20 20:00

庭園をゆっくり楽しめるテラス

(写真3枚)

全国各地でカフェやレストランを経営する「バルニバービ」(本社:大阪市西区)が、京都の料理旅館「菊水」をリノベーション。レストラン&ティールーム旅館「南禅寺参道 菊水」(京都市左京区)として6月11日より始動する。

明治時代に元呉服商の別荘として建てられた数寄屋造りの建物と美しい日本庭園を活かすため、最大限にその魅力が楽しめる空間へと改装。これまで15室あった客室を5室とし、広々とした居心地良いスペースを造りあげ、レストランも和を感じさせるモダンな空間となった。

約820坪の半分以上を占める庭園は、近代庭園の先駆者といわれる7代目・小川治兵衛による池泉廻遊式庭園によるもの。その風情を満喫できるように、ウッドデッキを設置。「縁側をイメージした空間となっており、静寂なひとときをイスに座ってゆっくり過ごしていただければ」と広報担当者。

1階にある101号室は、小さなテラスも併設
1階にある101号室は、小さなテラスも併設

レストランでは、ミシュラン3つ星の大阪の名料亭「日本料理 柏屋」が手掛ける季節ごとの会席料理(12000円〜・税サ別)と宿泊者限定の和朝食をいただける。ランチタイムは、南禅寺名物の湯豆腐がコース(5000円・税別)で登場予定。また、同社がこれまで洋のレストランに注力してきたことから、京都の食材などを活かした洋食メニューも昼夜楽しめるとのこと。宿泊料金は1泊朝食付きで1人3万3000円〜(1室利名利用の場合)を予定。

「日本料理 柏屋」が監修した和朝食。旬の野菜の擂り流し、炊きたてのご飯などを楽しめる
「日本料理 柏屋」が監修した和朝食。旬の野菜の擂り流し、炊きたてのご飯などを楽しめる

「南禅寺参道 菊水」

2018年6月11日(月)オープン
住所:京都市左京区南禅寺福地町31
電話:075-771-4101

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