松坂桃李「石橋蓮司さんがスゴかった」

2018.4.26 22:00

映画『孤狼の血』の舞台挨拶に登場した松坂桃李(26日・大阪市内)

(写真5枚)

ヤクザも恐れる破天荒な刑事を役所広司が演じる映画『孤狼の血』。その先行試写会が26日、大阪市内の映画館でおこなわれ、主演の役所、コンビを組んだ松坂桃李、メガホンをとった白石和彌監督が登場した。

この『孤狼の血』は、ヤクザ、暴力、汚職、エロス、怒号、銃声などがスクリーンいっぱいに展開される、なにかとコンプライアンスが叫ばれる今の日本映画界にとって衝撃的な作品。かつて『仁義なき戦い』シリーズを生み出した東映が、その復権をかけて挑んだ挑戦作となっている。

役所とバディを組んだ松坂は、「僕ら若い世代にとっては新鮮です。こういう作品を作っていた時代があったんだと。この作品を撮り終わって、至るところで同年代に自慢しました。そんなに人数はいないんですけど(苦笑)」とコメント。

左から、松坂桃李、役所広司、白石和彌監督(26日・大阪市内)

また、撮影中のエピソードを聞かれた松坂は、「飲みに行く方が多いんですけど、そのなかでも石橋蓮司さんがスゴい。(撮影の合間の)中空きで行くんですよ、飲みに。助監督が連絡しても、まだそこにいる。スゴいなっていうか」と語ると、役所が「蓮司さん、おでん屋の女将さんが気に入ってたんですよ(笑)」、白石監督も「すごい紳士的な方なんですけど、若干口説き気味(笑)」と暴露、司会者が慌てる場面も。この映画は5月12日から公開される。

映画『孤狼の血』

2018年5月12日(土)公開
監督:白石和彌
出演:役所広司、松坂桃李、真木よう子、ほか
配給:東映

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