武井壮、山中・ネリ戦を涙ながらに訴え

2018.4.15 18:00

涙ながらにスポーツマンシップについて語った武井壮(左)

(写真3枚)

「神の左」と絶賛された元WBC世界バンタム級王者の山中慎介氏が、毎日放送の『戦え!スポーツ内閣』(4月18日・夜11時56分放送)にゲストで登場する。スタジオではMCの武井壮が、引退のきっかけとなったルイス・ネリ戦をふり返り、涙ながらにネリの不当を訴える場面も。収録後、囲み会見に応じた山中氏と武井に話を訊いた。

「スポーツは、ルールを守った上での真剣勝負」(山中)

──改めて、引退を決断した瞬間を教えてください。

山中「『引退』という言葉を口にしたのは、3月26日の引退会見ですけど、3月1日のネリ戦が終わって控え室に行ったときに、『これで終わりです』とは伝えました。控え室までの花道というのは、みなさんへの感謝が大きかったんですね。短い試合だったにも関わらず、両国国技館をあれだけ盛り上げてくれたし、ホントに感謝の気持ちでいっぱいでした」

──収録では、ドーピング疑惑に続き、常識では考えられない体重超過など、ボクシングへの冒涜とも言えるネリの態度に、武井さんは涙ながらに想いを語っていましたが。

武井「すいません、ほんとに。ちょっと感情が高ぶっちゃって。あんなに泣きながらしゃべったのは無いかもしれないです」

山中「いや、ホントにうれしかったです」

武井「12連続王者防衛の山中選手には、具志堅(用高)さんの日本記録(13連続防衛)に並ぶか追い抜くかして、新しい歴史をボクシング界に刻んでもらい、美しい引き際を飾って欲しかったんです。それに相応しいレジェンドなんですから」

──ネリは試合前日の計量で、2階級上となる2.3キログラムのオーバー。前回の試合(2017年8月)でもドーピング検査で陽性反応があり、今回はその再戦だったにも関わらず、最低限のルールすら守りませんでした。

武井「負けたとしても、相手がきちんとルールのなかで戦って、山中選手を倒してくれたなら、さらに強いボクサーが現れたんだと納得して、山中さんに『おつかれさま』と笑顔で言えたんですけど・・・僕は、ちゃんとしたボクシングで山中選手は一度も負けていないと今でも思っているので。全スポーツ選手にとって、あんなことはあってはいけない」

山中「それが一番伝わりました」

武井「二度とあんなことはスポーツ界で起こってはいけないと思うし。これからの人たちにも、あんな目には絶対あって欲しくない。ホントに悔しい」

山中「うれしかったですね。武井さんが、スポーツマンがああいうルール違反を犯したということをしっかりと訴えてくれて、しっかり発信してくれたというのは大きいです。やっぱりスポーツにはルールというものがあるので。それを守った上での、真剣勝負の闘いなので」

山中慎介氏の世界を制した「神の左」が武井壮にヒット

──収録では、「神の左」を体験したいという武井さんに、寸止めできずにコツンと当たってましたね。

山中「あれはホント、すいません! 所属ジムの会長にすら当ててしまったことがある常習犯なので(苦笑)。わざとでは無いんですけど、(相手の)前に立ってしまうと距離感が分からなくなるというか・・・」

武井「絶対に当たる距離に居るということです」

山中「今日の収録での一番の反省点です・・・」

武井「僕はそれをもらいたかったので(笑)。番組としては狙い通りです」

引退後、初のテレビ収録を「楽しかった」とふり返った山中慎介氏(右)

──3月26日の引退会見後、山中さんにとって初めてのテレビ収録となりましたが、スタジオでは、引退を決断した当時の想いも語られていました。

武井「自分との戦いに勝てたことが、引退への心の拠り所というか、唯一安堵できるところだったと聞いて、すごく安心しました。今後は、山中さんとスポーツを広めるという道で一緒に歩めることもあると思うので、手を取り合って進めていけたら」

山中「僕もいろんなスポーツに興味があるので、武井さんにいろいろと教えてもらいたいと思います。周りの方々が訊きたいことを素直に話せる時間になったので、楽しかったです。引退後、初めてのテレビ収録が武井さんの番組で良かったです」

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