懐かしい風景、宝塚で「あの頃」写真展

2018.4.13 07:00

展示では、市民になじみ深い風景の移り変わりを見ることができる(宝塚市立中央図書館)

(写真2枚)

「宝塚市立中央図書館」(兵庫県宝塚市)の聖光文庫展示コーナーで現在、「なつかしいあの頃の宝塚写真展〜昭和30年代から平成11年まで」が開催されている(5月6日まで)。

同展では、宝塚駅など市内の各駅周辺、ファミリーランド、市役所といった、「住んでいる人なら懐かしい」身近な風景の変化を、約160点の写真で振り返る。写真は図書館や市が保存していた資料、また市民からの寄贈などで集めた。

昭和の高度成長時代や、平成に入っての再開発の様子など、時代と共に全く変わってしまった風景、また面影を残す風景など、1枚1枚を興味深く見ることができる。

昭和31年の国鉄(現・JR)宝塚駅。現在は片側2車線の国道176号線も狭く、車もまばら(宝塚市立中央図書館提供)

宝塚市は昭和29年に発足。現在は宅地化・ベッドタウン化が進んでいるが、国鉄時代の宝塚駅はJRになる直前まで電化されておらず、昭和時代の写真は田舎駅の風情。対する阪急宝塚駅も地上駅で、周辺は小さな商店が線路そばまで続いていた。

会場は阪急清荒神駅から徒歩1分。10時から17時まで。毎週水曜休館。入場無料。

取材・文・写真/米山一輝

『なつかしいあの頃の宝塚写真展』

期間:2018年4月2日(月)〜5月6日(日) ※水曜休
時間:10:00〜17:00
会場:宝塚市立中央図書館・聖光文庫(宝塚市清荒神1-2-18)
電話:0797-84-6121

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