浅香あき恵、親子差俳優とキスシーン

2018.4.10 17:00

舞台挨拶に登場したよしもとの芸人ら

(写真8枚)

情報バラエティ番組『なるみ・岡村の過ぎるTV』(ABC)から生まれた吉本新喜劇・浅香あき恵主演のサスペンス映画『ありえなさ過ぎる女~被告人よしえ~』。4月8日におこなわれた舞台挨拶に、浅香をはじめ、アインシュタイン、尼神インター、ゆりやんレトリィバァ、ガンバレルーヤ、北村誠之監督が登壇した。

20代、30代、40代の男性3人を殺害した容疑で逮捕された60歳、独身の佐野よしえ。本作は事件の真相を巡る法廷サスペンスで、浅香はよしえ役を怪演。劇中では仁科克基、武田裕光、松井勇歩(劇団Patch)との臨場感あるキスシーンも描かれている。

「撮影では本当におたおたしたのですが、その心境が伝わってはいけないと思って、へっちゃらな顔をしていました。でも撮影前日は眠れず、台本もキスシーン以外は頭に入りませんでした」と浅香。なかでも1991年生まれの松井とは親子ほどの年の差だけに役作りにも余念がなく、「キスシーンの前には鏡に向かって何度もシミュレーションを重ねていた」と北村監督に暴露されると、「それ以外は役作りをしませんでした!」と明かした。

司会進行をつとめたアインシュタインの河井と浅香あき恵
司会進行をつとめたアインシュタインの河井と浅香あき恵

浅香自身もとうに還暦を過ぎ、「まさかこの年で映画の主演オファーが来るとは思わず、当初はドッキリではと半信半疑だった」と話す。撮影を終えたいまとなっては、「こんな経験はそうそうできるものではないので、また役として味わたいですね!」と次作への意欲を燃やした。

取材・文/岩本和子

映画『ありえなさ過ぎる女〜被告人よしえ〜』

2018年4月7日(土)公開
監督:北村誠之
出演:浅香あき恵、光宗薫、ほか
配給:KATSU-do

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