池大雅展の開会式、竹下景子が出席

2018.4.7 05:00

開会式でのテープカットに出席した竹下景子(左)

(写真4枚)

85年ぶりに開催される、江戸時代中期の画家・池大雅の回顧展。その会場となる「京都国立博物館」(京都市東山区)で6日、開会式がおこなわれ、女優の竹下景子が出席した。

中国絵画の新様式をベースに独自の画風「南画」を確立した池大雅(いけのたいが)。丸山応挙、伊藤若冲に並ぶ、18世紀京都画壇の3巨匠のひとりといわれるが、近年は海外の方が注目度が高く、今回は、過去最大規模の150件が出品される貴重な機会に。指に墨をつけて描く指墨画(しぼくが)や、日本各地の絶景を描いた風景画などを堪能できる。

重要文化財「五百羅漢図は指やこよりで描いた作品
重要文化財「五百羅漢図は指やこよりで描いた作品

同館の文化大使として活躍する竹下は、ひと足早く鑑賞し「やわらかいタッチで、本当に池大雅という人柄が伝わってくる展覧会です」とコメントした。また、同館の公式キャラクター「トラりん」(尾形光琳筆の『竹虎図』がモチーフ)と出会い喜んだ竹下は、「かわいい」とハグする場面も。会場では、その「トラりん」と池大雅本人がかわいく描かれたイラストのコラボグッズやフォトスポットも登場する。期間は4月7日から5月20日まで、観覧料は一般1500円。

「トラりん」と記念撮影する竹下景子

特別展『池大雅 天衣無縫の旅の画家』

期間:2018年4月7日(土)~5月20日(日)※月曜休(4/30開館、5/1休館)
時間:9:30~18:00(金土曜~20:00)※入館は閉館30分前まで
会場:京都国立博物館(京都市東山区茶屋町527)
料金:一般1500円、大学生1200円、高校生900円
電話:075-525-2473(テレホンサービス)

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