京都の渉成園で、初のあずきフェスタ

2018.3.30 08:00

左上から小豆プリン、ぜんざいショコラ、鯛赤飯、粒あんぱん

(写真3枚)

京都市下京区「東本願寺」として親しまれる「真宗本廟」の飛地境内(別邸)である、「渉成園(しょうせいえん)」にて、初めての『あずきフェスタ』が4月1日から3日間開催される。

浄土真宗の宗祖である親鸞(しんらん)の御誕生会(1日)などをおこなう、「東本願寺」の『春の法要』関連行事として実現した同イベント。親鸞が小豆を好きだったと伝えられることから企画され、京都を中心に老舗の和菓子屋、料亭、ベーカリー、カフェなどが出店し、さまざまな小豆メニューが並ぶ。

きんつば、あんぱん、大福、おはぎ、最中といった小豆の定番メニューに加え、懐石料理で有名な「京都吉兆」からは鯛赤飯、新しいあんこスイーツを生み出す「都松庵」からはぜんざいショコラなどのメニューを販売予定。購入した商品を敷地内の飲食ブースに設置された床几台で座っていただける。

渉成庵の庭園(要寄付)では、ちょうど桜も楽しめる
渉成庵の庭園(要寄付)では、ちょうど桜も楽しめる

また、「渉成園」は石川丈山作庭と伝わる池泉回遊式庭園であり、四季折々の景色を楽しめることで有名。「京都駅から徒歩圏内。静かで落ち着いた庭園の魅力も味わっていただけければ。ちょうど桜も咲いて、春らしさを満喫できると思います」と広報担当者。期間中に園内を散策した人には、数量限定でぜんざいをふるまうとのこと(なくなり次第終了)。

また、庭園内の2階建て茶室「蘆庵(ろあん)」が特別公開(蘆庵保全の寄付金500円)をおこなっているので、貴重な機会をお見逃しなく。期間は4月1日から3日、午前9時から午後4時半まで、入場無料(庭の散策は庭園維持寄付金として500円以上必要)。

出展店舗:京都吉兆、西谷堂、都松庵、アルペンローゼ、朽木まるきゅう、コーヒー山川、和菓子いけだ、東本願寺 願生舎、京菓子 たちばなや

通常は非公開の「蘆庵」は、4月9日まで特別公開中。2階から眺める景色は格別
通常は非公開の「蘆庵」は、4月9日まで特別公開中。2階から眺める景色は格別

『あずきフェスタ』

期間:2018年4月1日(日)〜3日(火)
時間:9:00〜16:30
会場:渉成園(京都市下京区下数珠屋町通間之町東入 東玉水町)
料金:入場無料(庭の散策をする場合は、庭園維持寄付金500円以上)
電話:075-371-9191

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