京都みなみ会館、名作揃いのラスト上映会

2018.3.20 21:00

最後のプログラム『京都みなみ会館 さよなら興行』ポスター

(写真1枚)

2018年3月末をもって閉館することが発表された映画館「京都みなみ会館」(京都市南区、運営:巖本金属)で、名作ばかりを揃えた最後の上映プログラム『京都みなみ会館 さよなら興行』が3月26日からスタートする。

26日から31日にわたって上映されるのは、中平康監督『月曜日のユカ』(加賀まりこ、北林谷栄)、神代辰巳監督『恋人たちは濡れた』(中川梨絵、絵沢萠子)、長谷川和彦監督『太陽を盗んだ男』(沢田研二、菅原文太)、深作欣二監督『黒蜥蜴』(丸山明宏、木村功)、湯浅政明監督『マインド・ゲーム』(声:今田耕司、前田沙耶香)、さらには、相米慎二監督『台風クラブ』(三上祐一、紅林茂)など、日本映画から選りすぐった名作ばかり。

外国映画に関しても、フランソワ・トリュフォー監督『大人は判ってくれない』(ジャン=ピエール・レオ、クレール・モーリエ)、ダニー・ボイル監督『トレインスポッティング』(ユアン・マクレガー、ユエン・ブレンナー)、タル・ベーラ監督『ニーチェの馬』(ボーク・エリカ、デルジ・ヤーノシュ)、ジャン=リュック・ゴダール『勝手にしやがれ』(ジャン=ポール・ベルモンド、ジーン・セバーグ)などがラインアップされている。

同劇場54年の歴史の有終の美を飾るに相応しい、「映画館で観る」ことの面白さを改めて教えてくれそうな名作の数々。料金は1作品1000円均一。最終日のラスト(31日・21時10分)はシークレット作品の上映となる。

『京都みなみ会館 さよなら興行』

期間:3月26日(月)〜31日(土)
会場:京都みなみ会館(京都市南区西九条東比永城町78)
料金:1000円
電話:075-661-3993

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