キスマイ藤ヶ谷、主演舞台で難役に挑戦

2018.1.31 08:00

舞台ロゴイメージ

(写真2枚)

Kis-My-Ft2・藤ヶ谷太輔の主演舞台『そして僕は途方に暮れる』が今春、「森ノ宮ピロティホール」(大阪市北区)で上演。映画化もされた主演ドラマ『MARS』をはじめ、王子様的なキャラクターから影のある複雑な役まで、幅広い役柄を演じる実力を持つ彼が、難しい役柄に挑戦する。

藤ヶ谷が演じるのは、周囲の人間を次々に裏切ることで、孤独の世界へと逃亡していくフリーター。本作を演出する三浦大輔が、「もし、ひとりの人間が、あらゆる他人との関係性を絶ち、それを取り戻す気力もなく、この世界でひとりぼっちになってしまったことを実感したらどうなるのだろう」と話すほど、尋常じゃないほど心理的に追い込まれる人物となりそうだ。

藤ヶ谷も「自分の中で挑戦し続けたいお仕事のひとつが『舞台』。今まで演じてきたキャラクターとは一味違う、とても難しい役になるのではと思います。三浦さんにすべてを委ね、鍛えていただきたいです」と、この挑戦に前向きだ。

左から前田敦子、中尾明慶、板尾創路。人間が密かに抱いている欲望や孤独感を、過激なほど大胆な手法で描き出す三浦の作品。本作は、実に4年ぶりの新作書き下ろしとなる
左から前田敦子、中尾明慶、板尾創路。人間が密かに抱いている欲望や孤独感を、過激なほど大胆な手法で描き出す三浦の作品。本作は、実に4年ぶりの新作書き下ろしとなる

三浦は、松坂桃李主演の映画『娼年』(4月6日公開)をはじめ、映画監督としても活躍する注目の作・演出家。新作のたびに大きなセンセーションを呼び、舞台版『娼年』(2016年)では、松坂に生々しいベッドシーンを延々と演じさせることで、無気力な学生がセックスを通じて生きる意味を見出すという、異色の成長物語を描くことに成功していた。

共演は前田敦子、中尾明慶など。また物語のキーを握る主人公の父親役で、板尾創路も出演する。公演は4月9日~15日、チケットは2月3日に各プレイガイドで発売される。

文/吉永美和子

舞台『そして僕は途方に暮れる』

日程:2018年4月9日(月)~15日(日)
会場:森ノ宮ピロティホール(大阪市中央区森ノ宮中央1-17-5)
料金:10500円(全席指定)
電話:0570-200-888

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