加藤和樹「生きる力強さを現代の人に」

写真左から、東啓介、加藤和樹、柚希礼音、佐藤隆紀。身長187㎝の東啓介をはじめ、高身長のメンバーが揃った『マタ・ハリ』
2016年に韓国で世界初演され大ヒットしたミュージカルの日本初演『マタ・ハリ』。メインキャストによる記者会見が、梅田芸術劇場メインホール(大阪市北区)でおこなわれ、同じ舞台で2役を演じる加藤和樹が、作品について語った。
実在した女スパイ、マタ・ハリの数奇な半生を、世界的作曲家フランク・ワイルドホーンの楽曲で綴った今作。元宝塚歌劇団星組トップスターの柚希礼音が演じるマタ・ハリを愛し彼女を追い詰めるラドゥー大佐と、マタ・ハリの孤独な心を揺らす運命の恋人・アルマンとの2役に挑むのは、近年目覚ましい活躍をみせる加藤和樹。真逆ともいえる2役だが、「(ラドゥーとアルマンの)二人のシーンが結構あり、稽古中は反対の役のパートを歌ってしまい、ハーモニーがユニゾン(同じメロディ)になったことも」と笑わせる。

また2.5次元ミュージカルなどで活躍し、加藤とのWキャストでアルマン役に抜擢された東啓介は、「グランドミュージカルは楽譜がすべての答えだと思っています」と言い、声楽を一から勉強しているという話に。すると国立音楽大学で声楽を学んだラドゥー役の佐藤隆紀(LE VELVETS)が、「東くんは最初の稽古の日からどんどん良くなっていて、ファンの方も『変わった!』と驚くはず」と語った。

最後に加藤は作品について、「第一次世界大戦中に『生きている』ではなく『生きる』、その力強さを現代の人にも感じていただければ」と話し、柚希は「マタ・ハリとして思い切り、壮絶に勇敢に生きたいです」と締めた。
取材・文/小野寺亜紀
ミュージカル『マタ・ハリ』
日時:2018年1月21日(日)~28日(日)
会場:梅田芸術劇場メインホール(大阪市北区茶屋町19-1)
料金:S席13000円、A席9000円、B席5000円
電話:06-6377-3800(梅田芸術劇場)
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