MATSUワンマン「観客に話しかけちゃう」

2018.1.22 13:00

これまでのシリーズでも高校生や落語家、幼稚園の先生、スナックのママなど個性的な人物に全力でなりきってきたMATSU

(写真2枚)

2015年にEXILEのパフォーマーを卒業し、劇団EXILE松組を立ち上げて舞台を中心に活動している松本利夫(以下、MATSU)。彼が原案・主演を務めるワンマンショー『MATSUぼっち 05-レコード-』が、東京・大阪・新潟・札幌・仙台で開催される。来阪したMATSUに意気込みを聞いた。

このシリーズは2010年からスタートし、今回が第5弾。3方向を客席に囲まれた舞台で、芝居やダンス、さらには即興芝居にたった1人で挑む、エンタテイメントショーだ。「いろいろな演目に挑戦して、それを観に来ていただいてるみなさんと楽しむという感じです。たとえば前回だったら、けん玉やテーブルクロス引きといった隠し芸的なノリのものを取り入れたりして・・・なんてことのない芸なんですけど、その場でガチでやると、観てるほうは結構ドキドキするもんなんですよね」と、毎回どうなるかわからない、舞台ならではの面白さを話す。

「今まではメンバーに甘えていたなと思います。90分ひとりで空気感を作っていくのは勉強になりますし、追い込むことが好きな僕にとって観客に囲まれたこの舞台は大きなものを得られます」とMATSU
前回『MATSUぼっち 04-DOORS-』の様子

観客と一緒に作っていくアットホームな舞台を目指しており、MATSUと観客の距離感が近いのがこのショーの特徴。「ある程度決まったセリフはあるんですけど、基本的にはアドリブ。お客さんが反応しなければ、こっちから話しかけちゃう(笑)」といい、「アドリブを入れれば入れるほど僕の素の部分が出てくると思うんです。そしたらお客さんも『そんなにかしこまらなくていいんだ』って楽しめると思うんですよね。前回は、決まってるセリフを喋れないくらいレスポンスが来ちゃって! 特に大阪は反応が良すぎて、90分の構成が2時間くらいになってしまったこともあります」と笑う。

今回のテーマは「レコード」。1人の人生を1枚のレコードに例え、SFやコメディ、ラブストーリーのなかで、さまざまな人生のクライマックスを演じるという。また、今回は本編とはまた別に「シェフ夫 Night」「Saturday Dance Night」「Special Party」といったスペシャルコンテンツも用意。

「チケット代も8000円と高額なので、その分お腹いっぱいになって帰ってもらいたいなと思っていて。ファンの方はもちろんですが、連れてこられる方って必ずいるじゃないですか。その人にも満足してもらえるような、誰が観ても楽しいものにしたい」と、意気込んだ。大阪公演は2月15日から18日まで、「大阪ビジネスパーク円形ホール」(大阪市中央区)にて。チケットは各プレイガイドで発売中。

『MATSUぼっち 05-レコード-』

日程:2018年2月15日(木)〜18日(日)
会場:8000円(全席指定)
電話:0570-200-888(キョードー/10:00〜18:00)

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