シルク応援団長・小倉「今までで一番」

演者が観客をいじって誘惑する『コミックアクト』を説明する小倉。「日本人女性はシャイなところがありますから、いじられたら腰が引けてしまうのではないか」
毎回圧巻のアクロバットで注目されるエンタテインメント集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」。その創設30周年を記念して制作された『キュリオス』が2018年、日本に上陸する。今年10月にアメリカで同作を一足先に観劇し、「今まで見たなかで一番面白い」というキャスターの小倉智昭が、大阪市内で会見を開いた。
『キュリオス』は、産業革命の時代を背景に、主人公のシーカーが骨董品の中から間に合わせのアイテムで作った機械の世界に足を踏み入れていく物語。小倉は、「欧米では、11時11分~12分までの1分間が願い事が叶う縁起のいい時間。『キュリオス』は、その1分間を2時間にして舞台で見せます」と説明する。
さまざまな演目をサーカスのような曲芸とあわせて、ストーリー仕立てで上演する同劇団。小倉おすすめの演目として、「『エアリアル・ストラップ』は、ストラップで結ばれた演者が空中でステージを回り、客席まで飛んでくる。自分の上に落ちてくるのではないかとヒヤヒヤしますよ」と話す。
また、演者が指先だけで人間を演じる『シアター・オブ・ハンズ』もお気に入りだそうだ。「ステージのほんの一角で指芸を見せるので、広い会場では見えにくい。だから小型カメラを使ってスクリーンに投影するんです。それは今までのシルクにはなかった演出ですね」。

長年、シルク・ドゥ・ソレイユの応援団長を務めてきた小倉。「サーカスでもあり、ミュージカルでもあり、いろんな要素が混じっている。演者にはオリンピックでメダルを取った人もいるんですが、そこは前面に出さない。全体のバランスや演目の面白さで勝負し、音楽、セット、衣装などトータルでの芸術性も高い。そこが魅力ですね。『キュリオス』は、あと15回は見るつもりです」と力を込めた。
大阪公演は2018年7月26日から約3カ月、特設会場の「中之島ビッグトップ」(大阪市北区)で開催。チケットは各プレイガイドで3月3日に発売される。
取材・文・写真/米満ゆうこ
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