奈良の前衛イベント、熱狂のうちに閉幕

2017.11.20 19:30

飛び入り参加OKの仮装行列、ヘアメイクや貸衣装のブースも用意された(18日・桜井市)

(写真5枚)

駅前商店街の活気を取り戻すべく、奈良の「桜井駅前商店街」(奈良県桜井市)で18日、イベント『桜井ゴールデンアワー』が催された。奈良では珍しいアングラカルチャーの祭典に、参加者も出展者も酔いしれた。

この『桜井ゴールデンアワー』は、奈良県で開催中の「国文祭」の裏イベントという位置づけでおこなわれた。「黒文祭(こくぶんさい)」とも称され、アンダーグラウンド、サブカルチャーの力で駅前商店街の黄金期復興を目指す、「闇市の再結成」がコンセプトだ。

「包丁はヘアメイクで付けられました」と奈良市から参加の女性(18日・桜井市)

実行委員長のスティーヴ エトウは、小泉今日子や布袋寅泰らのサポートメンバーとして活躍するパーカッショニスト(弟は和太鼓奏者のレナード衛藤)。奈良に移住して4年目。「奈良にサブカルがないな」と感じたことから周囲に声をかけると、「同じ思いを抱えた人があれよあれよと集まった」という。電気系統の異常で照明が消えるハプニングにも「闇市らしいでしょう」と笑顔。

14時には仮装行列のゲリラ行脚がスタート。50名をゆうに超える面々が「ゴールデンアワーがやってきた!」「桜井ええとこ一度はおいで!」の掛け声とともに、商店街から駅前を練り歩いた。突然の行列に地元の人たちは目を丸くしながらも、笑顔で声援を送った。

生ならではのハプニングと絶叫をお届けする『桜井ゴールデン劇場』(18日・桜井市)

イベントの目玉のひとつ『桜井ゴールデン劇場』では、壁面アートライブが繰り広げられるなか、コンテンポラリーダンサー・倉田翠のリズムに合わせて、スティーヴ エトウがドラム缶を叩き鳴らした。このほか、全身バネだらけの養成ギプスを装着した美音異星人、写真すら載せられないセクシーダンサー・ランジェリーヤクザらのパフォーマンスも熱狂に包まれた。

取材・文・写真/今泉光太郎

『桜井ゴールデンアワー』

スティーヴ エトウ

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