カゴをかつげる、歌舞伎の裏方体験
2017.11.18 6:00

京都で12月1日から始まる、年末恒例の『當る戌歳 吉例顔見世興行』。今年は中村芝翫親子の襲名披露でもあり、東西の人気歌舞伎役者が集う歌舞伎の祭典だ。その開催に合わせて、歌舞伎の世界に触れることができる『歌舞伎のモノコト展』が、「みやこめっせ」(京都市左京区)の地下1階にある「京都伝統産業ふれあい館」でおこなわれている。

手前が波の音を作る「波カゴ」、モニタ画面と奥に見えるのがビュービューと風を再現する「風音風車」。どれも手にとって音を確かめられる
手前が波の音を作る「波カゴ」、モニタ画面と奥に見えるのがビュービューと風を再現する「風音風車」。どれも手にとって音を確かめられる画像一覧

例年おこなわれる「南座」が耐震補強工事のため、今年は「ロームシアター京都」で開催される顔見世興行。その会場の向かいに位置する「京都伝統産業ふれあい館」には、倉庫に保管されていた貴重な資料に加え、実際に歌舞伎の舞台で使われる着物や小道具が展示されている。

なかでも演目の効果音として活躍する「波カゴ」や「雨うちわ」などの鳴り物は、自由に体験可能。誰でも手にとって、波や雨、風などさまざまな音を楽しめる。また、駕籠や馬(前足と後足の2人で操作)といった大きな道具も設置。どちらも乗り込んで記念撮影ができ、力に自信があれば駕籠を担ぐこともできるが、「人が乗るとすごく重くなるので、女性だと持ち上げられないかも」と広報担当者は話す。

人が乗るとさすがに女性では担げないほどの重量が肩にかかる
人が乗るとさすがに女性では担げないほどの重量が肩にかかる画像一覧

入場は無料。顔見世興行の千穐楽・12月18日まで開催され、時間は9時から17時まで。12月3日〜5日には、ミニ提灯やまねき看板、京丸うちわづくりが体験できるワークショップ(有料)も開かれる。

『歌舞伎のモノコト展』
期間:2017年11月17日(金)〜12月18日(月)
時間:9:00〜17:00
会場:京都伝統産業ふれあい館(京都市左京区岡崎成勝寺町9-1)
料金:入場無料(ワークショップは有料)
電話:075-762-2670
URL:http://www.kabuki-bito.jp/news/4369

『當る戌歳 吉例顔見世興行』
期間:2017年12月1日(金)〜18日(月)
会場:ロームシアター京都(京都市左京区岡崎最勝寺町13)
料金:1等席20000円、2等席12000円、ほか
電話:0570-000-489
URL:http://www.kabuki-bito.jp/theaters/other/play/530

  
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