石原さとみが熱望、4年ぶりの主演舞台

2017.10.31 12:00

舞台『密やかな結晶』の出演者ら

(写真5枚)

ドラマ、映画など数多くの話題作で活躍する女優・石原さとみが、4年ぶりに舞台出演。『博士の愛した数式』などで知られる小説家・小川洋子の長編小説『密やかな結晶』を舞台化し、石原は主人公の小説家を演じる。

舞台化に際し、「ここ何年もずっと舞台への思いを強く持っていたので、4年ぶりに舞台に立たせていただけることを心からうれしく思います。実は今回の『密やかな結晶』は、原作を読み、ぜひこれを舞台化して演じてみたいと思い、お願いした作品です。ですので、特に思い入れが強く、今はただ実現していく高揚感に浸っています」と石原。

「出演を願ってやまなかった舞台、新年明けて2月に本番です。心から楽しみにしています!」と石原さとみ
「出演を願ってやまなかった舞台、新年明けて2月に本番です。心から楽しみにしています!」と石原さとみ

物語の舞台は、住む人の記憶や物が消滅していく不思議な小島。そこでおじいさん(村上虹郎)と暮らす小説家を演じる石原は、「記憶が消えてしまう恐怖と悲しいくらいの柔軟性、そして大切な人を守る事で抱く忘れたくない感情を、舞台上でどう感じられるのか、今から楽しみで仕方ありません。村上虹郎さん、鈴木浩介さんはじめ、共演者のみなさんとともに早く稽古に入りたいです」と話す。

ほかの共演者にも、朝ドラ『あさが来た』の山内圭哉やベンガル、大阪出身の劇団子供鉅人の益山寛司、キキ花香ら実力俳優陣が名を連ねる。東京公演は2月2日から25日まで。3月には大阪、富山、福岡での公演を予定している。

『密やかな結晶』

原作:小川洋子「密やかな結晶」(講談社文庫)
脚本・演出:鄭義信
出演:石原さとみ、村上虹郎、鈴木浩介、山内圭哉、ベンガル、益山寛司、キキ花香、ほか

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