台湾の若者が受賞、吉本の新プロジェクト

2017.10.15 19:00

元・立誠小学校でおこなわれた、「原作開発プロジェクト」のマンガ部門・グランプリ作品の授賞式(15日・京都市内)

(写真3枚)

よしもとクリエイティブ・エージェンシーが、さまざまなユーザー投稿型サービスとタッグを組み、新たな才能の発掘を目指した「原作開発プロジェクト」。そのマンガ部門の第1回グランプリ作品と受賞者が15日、『京都国際映画祭』にて発表された。

このプロジェクトは、よしもとクリエイティブ・エージェンシーと、ECサイト・Amazonの「Kindle ダイレクト・パブリッシング」、ブログ投稿サイト「STORY.JP」、マンガやイラストの投稿サイト「MediBang!」の3サービスによるプロジェクトで、世界中から優れた原作と才能を輩出する新たな試みだ。

今回発表されたのは、「MediBang!」で募集されたマンガ部門の第1回グランプリ作品。世界中から応募された463作品から、台湾・台南市の銀甫(インフ)さん(23歳)によるマンガ『人偶』が見事、グランプリに選ばれた。受賞作は、書籍の出版およびAmazonプライム・ビデオでの映像化が検討されているという。

マンガ部門グランプリに輝いた台湾の銀甫(インフ)さん(左)と、特別プレゼンテーターの鉄拳(15日・京都市内)

授賞式で、「とてもうれしい。光栄です」と喜びを語った銀甫さん。応募はインターネットで告知を見たそうで、「最善を尽くしましたが、グランプリには正直ビックリしました」とも。また、賞金30万円の使い道を聞かれると、「半分は家族に、残り半分は次回作のための画材を購入したい」と語った。

マンガ部門・グランプリに輝いた銀甫(インフ)さんの作品のひとこま(15日・京都市内)

特別審査員をつとめた京都精華大学学長の竹宮惠子さんは、受賞作について「ほかの作品と比べて、非常に細かい手仕事を感じられる。日本のマンガが長い間培ってきた部分を継いでくださっている」とコメント。また、特別プレゼンテーターで出席した鉄拳も「ダークファンタジー風の仕上がりで、面白いマンガでした。違うジャンルも見てみたい」と、次回作への期待を寄せた。10月16日からは小説部門、ノンフィクション部門の第2回作品募集もスタートする。

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