清水圭が語る、京都国際映画祭の魅力「こんな贅沢なことはない」

2017.10.12 11:00

京都、映画をつなぐ架け橋として『京都国際映画祭』の広報活動などを担う清水圭

(写真3枚)

「京都三泊四日。」をテーマに、10月12日に開幕する『京都国際映画祭2017』。今年で4回目を迎え、着々と動員を増やしていくこの映画祭について、京都と映画祭を結ぶ懸け橋的な役目を担う、京都出身の清水圭に話を訊いた。

2014年に産声を上げた『京都国際映画祭』。今年は、世界遺産・西本願寺でのオープニングセレモニーのほか、又吉直樹の芥川賞作品を板尾創路が映画化した『火花』のワールドプレミア上映、テレビ出身の映画監督第1号・五社英雄の特集、京の職人によるワークショップ、幾多の会場で展開されるアートイベント、などなど、京都市内31カ所で4日間にわたって開催。回を重ねるごとに、規模・動員ともに拡大し続けている。

「いや、まだまだですよ。映画=京都というイメージは、昔と比べたらだいぶ薄れている。僕らが子どものころ、太秦に遊びに行ったら、ちょんまげ結ったままの役者さんが上下ジャージで、よくパチンコ屋から出てきてましたからね。そういう風景が、街のなかに普通にあった。ですから、家の前を掃除してるおばちゃんらが、『今年も映画祭の季節になりましたなぁ』というようになれば最高やなと。『今年は誰が来はるんやろう』『誰々らしいで』って。地元の方に根付いてもらうには、やっぱり10年、20年かかると思いますわ」

ワールドプレミア上映される、板尾創路監督の『火花』 © 2017「火花」製作委員会

『京都国際映画祭』は、松竹・大映・東映・東宝・日活がしのぎを削っていた京都で製作された映画から、毎年優秀賞を選出していた『京都市民映画祭』がベースとなっている。2014年に『京都国際映画祭』としてリニューアル。以降、映画だけでなく、アートやお笑いも盛り込んだ映画祭として開催されている。

「僕らの仕事は、ゲストで来ていただいた監督さんや俳優さんにお話をうかがったりしながら、分かりやすく映画をみなさんにお伝えしていくこと。ちゃんとしたMCの方と違って、くすぐりやツッコミを入れながら進行していくと、お客さんだけでなく、大スターの方にも喜んでいただけるんですよ。そういう意味でも、芸人である僕らが携わらせていただくことで、今までの映画祭とは違った雰囲気になるのかな、と」

「街全体で遊ぶ4日間、まずこの映画祭を知ってもらいたい」と清水圭

10月12日から15日まで、京都市内31カ所で4日間にわたって開催される『京都国際映画祭』。期間中、清水圭自身もさまざまな会場で進行役などを務める予定だという(チケットは発売中、会場により料金は異なる)。

「大江能楽堂でやる、サイレント映画を発掘して見せる特集を担当させてもらっているほか、いろんな会場で進行役をやらせてもらう予定です。実際に映画を撮った、出演した人の話を聞けるなんて、こんな贅沢なことはないです。(会場のひとつである)西本願寺の伝道院なんて、建物自体が素晴らしいですから。あの建物のなか、なかなか入れませんし。街全体で遊ぶ4日間、まずこの映画祭を知ってもらいたいです。知らずに過ごしてしまうのはもったいないですから」

『京都国際映画祭』

期間:2017年10月12日(木)〜15日(日)
会場:西本願寺、元・立誠小学校、よしもと祇園花月、大江能楽堂、ほか
料金:会場により異なる

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