肉食女子が行列、大阪ラーメン女子博

2017.10.7 12:00

ミシュランガイド掲載の京都の名店「山﨑麺二郎」や、タイ料理店「タイ象」など、森本聡子プロデューサーが厳選したラインアップ

(写真7枚)

女性のための限定ラーメンが全国から集まるイベント『ラーメン女子博 in大阪 2017』が、「長居公園」(大阪市東住吉区)で開催中。会場では女性たちが髪を束ね、人目を気にせず豪快に麺をすする姿が見られた。

9月29日から開催され、10月5日からは店舗が入れ替わり第2部がスタート。サンフランシスコで大人気の「MENSHO TOKYO」による「ヴィーガン担々麺」や、「つけ麺道 癒庵」の「とろ〜りチーズと完熟トマトのつけ麺」、長崎・佐世保発「らーめん砦」のアサリやホタテでダシをとった「貝白湯拉麺」、取材拒否の名店「札幌 みそのマルエス」による、まぜそばをパフェに見立てた「肉パフェ」など、女子博ならではの16種類のラーメンが登場。

ヴィーガン担々麺や、完熟トマトのつけ麺、濃厚鶏白湯など・・・どれも食べたくて選べない
ヴィーガン担々麺や、完熟トマトのつけ麺、濃厚鶏白湯など・・・食べたいものがありすぎて、選べない!

会場には、人目を気にせずラーメンを食べられる女性限定エリアが設置され、カフェ風のテーブルには髪をくくるためのゴムやティッシュ、スープを飲むためのレンゲなどがスタンバイ。夜寒くなってくると、ブランケットの貸し出しや、雨が降ったら靴を守るビニールカバー・・・など、女性にとってうれしい細かい気遣いが行き渡っており、心置きなくラーメンを堪能できる。

豪快にすすることができる女性専用エリア
豪快にすすることができる女性専用エリア

第1部を終え、プロデュースを務めた森本聡子さんは「粉モン文化がある大阪で、ラーメン女子博は受け入れられるのか不安でしたが、たくさんのファミリーや女性グループ、カップルが楽しんでくださっていて安心しました。(前回開催された)横浜と違って、大阪の女性たちには肉ががっつり乗ったラーメンが人気。そして、汁まで全部飲み干してくれる人が多いです。ラーメンのあとにはスイーツを食べて・・・とイベントを全力で楽しんでくれていて、とてもうれしいです」と手応えを感じた様子。

「友だちを誘っていろんな種類のラーメンを食べて」と、年間600杯以上のラーメンを食べ、東京で『ラーメン女子会』を主宰する森本聡子さん
「友だちを誘っていろんな種類のラーメンを食べて」と、年間600杯以上のラーメンを食べ、東京で『ラーメン女子会』を主宰する森本聡子さん

また、女性の来場客を優しくおもてなしする「IKE麺(イケメン)」が会場を常に巡回しており、こちらも大人気。「IKE麺にも、大阪の女性のほうがグイグイ話しかけてますね(笑)。いろんな意味で肉食女子が多いなと、横浜との違いがおもしろいです」(森本さん)。夜は21時まで開催されているので、女子会の晩ごはんとしても活用できそうだ。1杯900円で、10月9日まで開催される。

IKE麺は日替わり。この日は「Kansai Boys Project」所属の(左から)岸田朋大、小野泰征、内田将平
IKE麺は日替わり。この日は「Kansai Boys Project」所属の(左から)岸田朋大、小野泰征、内田将平

『ラーメン女子博 in大阪 2017』

日程:2017年9月29日(金)〜10月3日(火)、10月5日(木)〜9日(祝・月)
時間:11:00〜21:00(土日祝10:00〜)
会場:長居公園 自由広場(大阪市東住吉区長居公園1-1)
料金:入場無料
電話:03-5545-9705(ラーメン女子博実行委員会)

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