肉界の新潮流、苦楽園に放牧牛の店

苦楽園口駅から徒歩3分、舌のこえた地元客などが早くもリピーターに
国内で飼育されている肉牛の1%未満という希少な放牧牛を味わえる精肉店「GOODGOODMEAT 芦屋/苦楽園」(兵庫県西宮市)が、阪急・苦楽園口駅近くに7月末にオープン。さっそく注目を集めている。
国内の肉牛は、牛舎で穀物を与えられて霜降り肉に仕上げられるのが代表的だが、牛は本来4つの胃で草を消化することで知られる草食動物。そこで、大自然のなかで自由に牧草を食べ、適度な運動と日光を十分に浴びるという飼育スタイルが、ストレスのない健康な牛を育てるとして脚光を浴びている。この「GOODGOODMEAT」では、ほぼ流通することのないこの放牧牛がガラスケースにズラリとならぶ。
気になるその味は、強い旨味が感じられ脂にはコクと香りがあり、それでいてさっぱり。程よい弾力が特徴で、噛めば噛むほど甘みと味が染みわたり、そのおいしさに驚くほど。低脂肪、低カロリーで、健康志向の高まりにもマッチする。一般的な「サシ」が多く口にするととろけてなくなるようなタイプとは、一線を画すものだ。

同店を営むのは、貿易やITなど異色の経営者たち。肉好きが高じて、北海道の放牧豚の牧場を取得してしまったほど肉愛にあふれ、店頭ではその肉の背景や調理の仕方などを熱く語ってくれる。創業者の野々宮秀樹さんは「おいしくて安全なお肉を、毎日食べられる価格で提供したい。そしてたくさんの方に放牧牛を知ってもらえれば」と話す。
店内にはイートインスペースもあり、絶妙な火入れのステーキ(200g・1800円~)や、放牧牛100%のハンバーグ(1500円)、十勝放牧豚ロースステーキ(1500円)など、糖質制限にも対応したメニューがスタンバイ。お肉に合うワインなどの飲み物とともに堪能できる。営業は金土日のみで、10時から22時(当日分販売終了まで)。

取材・文・写真/太田浩子
「GOODGOODMEAT 芦屋/苦楽園」
2017年7月29日オープン
住所:西宮市南越木岩町11-6 苦楽園エクセルビル1F
電話:0798-78-2224
営業:金〜日曜のみ・10:00~22:00(当日分販売終了まで)
関連記事
あなたにオススメ
コラボPR
-
【大阪・関西万博2025】最新情報まとめ!地元編集部が取材してわかった、人気グルメから穴場スポットまで
NEW 10時間前 -
大阪スイーツビュッフェ・リスト2025年版、ホテルで甘いものを満喫
NEW 2025.9.17 10:00 -
京都アフタヌーンティー2025年最新版、編集部取材のおすすめポイントも
NEW 2025.9.17 10:00 -
大阪アフタヌーンティー2025年最新版、編集部取材のおすすめポイントも
NEW 2025.9.16 14:00 -
大阪・関西ランチビュッフェ2025年版、ホテルの食べ放題を満喫
NEW 2025.9.16 12:00 -
現地取材で発見!知らなかった宇治の魅力【2025年最新版】
2025.9.14 08:30 -
「何度も見たくなる」ファン続出、宇治×京アニ秘話[PR]
2025.9.12 17:00 -
万博・ポーランド館で人気、現地さながらの体験とは?[PR]
2025.9.12 13:30 -
万博で日本一やかましい祭!?三重の魅力を1日で堪能[PR]
2025.9.12 07:00 -
カード利用で街がもっと便利に。アメックスで繋がる輪[PR]
2025.9.8 07:00 -
グラングリーン大阪で食べる、買う、楽しむ! 14選[PR]
2025.8.29 10:00 -
神戸アフタヌーンティー2025年最新版、編集部取材のおすすめポイントも
2025.8.29 10:00 -
関西人なら違和感に気付く!? 8コの異変探し[PR]
2025.8.28 08:00 -
新しいものを全力で楽しむ!OMOろい旅 in 熊本[PR]
2025.8.25 09:00 -
大阪ビアガーデン2025年版、編集部取材のおすすめポイントも
2025.8.22 12:00 -
京都・滋賀のおすすめビアガーデン2025年最新版
2025.7.23 13:00 -
奈良のおすすめビアガーデン2025年最新版
2025.7.15 15:00 -
関西のおすすめ音楽フェス・2025年最新版
2025.7.9 09:00 -
【カメリア・マキの魔女占い】2025年下半期の運勢は?
2025.7.1 00:00 -
神戸のおすすめビアガーデン2025年最新版
2025.6.30 11:00 -
京都・貴船&高雄のおすすめ川床、ランチからカフェまで【2025年】
2025.6.19 12:00