キュウソ、振り切れぬ思い主題歌に託す
2016.12.6 6:00

映画『百円の恋』で第39回日本アカデミー賞・最優秀脚本賞を受賞し、注目を集めている脚本家・足立紳が監督デビュー。映画『14の夜』の舞台挨拶付き先行上映会が5日、「シネ・リーブル梅田」(大阪市北区)で行われ、足立監督と、主題歌を担当した西宮出身のバンド・キュウソネコカミのヤマサキ セイヤ、ヨコタ シンノスケが登壇した。

舞台挨拶に登場した(左から)ヨコタシンノスケ、足立紳監督、ヤマサキセイヤ(5日、シネ・リーブル梅田にて)
舞台挨拶に登場した(左から)ヨコタシンノスケ、足立紳監督、ヤマサキセイヤ(5日、シネ・リーブル梅田にて)画像一覧

1987年を舞台に、いつの世もくだらないことに必死な中学生男子の悶々を描いたこの作品。シナリオを読んで感動したボーカル&ギターのヤマサキが一気に書き下ろしたという主題歌『わかってんだよ』について、足立監督は「主題歌をやってもらえるかわかんなかったし、断られたらどうしようってすごい不安だったんですけど、やっていただけて、なおかつ曲を聴いたときは、ビビリました。素晴らしいなと。主題歌負けする可能性が高いんじゃないかとかなり不安になってます(笑)」と絶賛。

ヤマサキは「僕も、自分に誇れるものがあまりない中高生時代を送っていたので、主人公の心情がすごい自分と重なる部分が多くて。だから自分の経験と作品のストーリーが重なる部分がうまいこと書けたなと。キュウソにとってもめちゃくちゃ大事な曲になったし、ちょうど悩んでる時期でもあったので、この曲にすごい救われました」とコメント。途中、ヨコタがヤンキーに殴られてやり返せなかった悲しい少年時代の思い出を披露し、会場が「シーン・・・」となる場面もあるほど、作品に共感する部分が多かったようだ。

写真撮影可能タイムに連写しまくるファン
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「今はアイドルみたいにキャーキャー言われるバンドが多いなか、僕たちはそっちにも振り切れず。だからこそ、自撮りがきれいなバンドマンには書けない曲が今回、僕たちには書けたんじゃないかな(笑)」とヨコタが話すと、セイヤは「ほんまにそう。これはキュウソがやらなあかんと思ってすぐ書けた。自分にとってもターニングポイントになる曲になったし、主題歌を担当できてほんま良かったです」と熱い思いを語った。映画は12月31日から、シネ・リーブル梅田ほかで順次公開される。

映画『14の夜』

脚本・監督:足立紳
出演:犬飼直紀、濱田マリ、門脇麦、和田正人、浅川梨奈(SUPER☆GiRLS)、光石研、ほか
配給:SPOTTED PRODUCTIONS
114分
©️2016「14の夜」製作委員会
URL:http://14-noyoru.com

  
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