熊野古道、世界遺産に5カ所追加登録

2016.12.12 11:10

「鬪鷄神社」は、JR紀伊田辺駅から徒歩圏内。地元の人々からは「権現さん」として親しまれている

(写真5枚)

今年10月、和歌山・奈良・三重をつなぐ世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に、全22カ所が新たに世界遺産の一部に。2004年に登録されてから約12年を経て、追加登録されることに。改めて注目を集めているなか、田辺市で追加登録された5カ所を巡ってきた。

最初に訪れたのが、熊野詣の入り口的存在の「鬪鷄神社」。こちらは武蔵坊弁慶の父と言われている熊野別当湛増が源氏と平家のどちらの味方をするのか決めるときに、紅白の鶏を闘わせたという伝説から、その名に。弁慶と湛増の像、弁慶が使ったと言われる産湯の釜などもあるため、弁慶好きにとっても訪れたい場所だ。また、明治の大洪水で失われてしまった、以前の熊野本宮大社の社殿の形となっていると言われているのも注目のポイント。

石畳が続く「長尾坂」の最寄りバス停は「尾野原口バス停」。石仏や一里塚などがある
石畳が続く「長尾坂」の最寄りバス停は「尾野原口バス停」。石仏や一里塚などがある

そして、「長尾坂」「潮見峠越」「北郡越(ほくそぎごえ)」「赤木越」の4つの参詣ルートが追加に。こちらは数百年前に熊野三山を目指し歩いた当時の人々の気持ちを味わえるのが魅力だ。「長尾坂」は世界遺産として登録されている箇所は短いが、道が急なところに造られた石畳の上を歩けるのが魅力。石畳には苔が生えており、情緒あふれる雰囲気に。

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