渋谷ではなんと７時間待ちを記録した、アニメーション映画監督・細田守が手がけた４作品とのコラボカフェ『時をかける少女カフェ（時かけカフェ）』が12月１日、大阪・心斎橋に期間限定オープン。30日に関係者向けの内覧会が行われた。

劇場公開10周年を迎えたアニメ『時をかける少女』（2006年）からは、主人公・真琴が調理実習で上手く作れなかった海老の天ぷらが乗ったアメリケーヌクリームパスタや、タイムリープして食後に何かが起こるプリン・アラモード、ほかにも『サマーウォーズ』（2009年）や『バケモノの子』（2015年）など、作品に登場する料理や登場人物をモチーフにしたメニューが楽しめる。また、大阪初のメニューとして、『おおかみこどもの雨と雪』（2011年）から、雪と雨が大自然を駆け巡るかのような大雪山のパンケーキが登場する。

「たとえば『サマーウォーズ』では世界の危機が迫っている時に、親戚一同がひとつのテーブルを囲んでわいわいと食事をしたりと、細田守監督の作品では食事シーンはとても重要。観たあとにごはんがおいしいと思えるような映画を作るというのが細田監督のこだわりでもあるので、このカフェでも食事をしながら会話を楽しんでほしいですね」と、細田監督が所属する「スタジオ地図」の代表取締役の斎藤優一郎さん。

12月９日までは「シネマート心斎橋」にて『時をかける少女』のリバイバル上映も開催されており、映画チケットの半券をカフェに持っていくと限定コースターセットのプレゼントも。カフェの期間は来年１月11日まで（10:00〜21:00、1/1休）。場所は、大阪「THE GUEST cafe & diner」（心斎橋筋商店街　心斎橋161）内。