客員教授TETSUYA「必死さ恥ずかしい」

2016.11.21 12:00

「この映画でファンのみなさんに喜んでいただいたり、いろんなご意見をいただいたのがうれしい」とTETSUYA

(写真3枚)

EXILEのパフォーマー・TETSUYAが、2014年から大学の客員教授としておこなってきた講義。その3年間の軌跡を追ったドキュメンタリー『EXILE UNIVERSITY 〜あなたの夢はなんですか?〜』の上映に合わせて大阪・岸和田市に訪れたTETSUYAに話を聞いた。

今回の挑戦について、「ダンスをスポーツ科学的に解明するのを目的に作った企画として、雑誌『月刊EXILE』で連載「EXILEパフォーマンス研究所(E.P.I.)」を発信していた。その中の一つに障害者向けの(ダンス)があったり、大学での講義というのが、自分のなかのチャレンジとしてあった」とTESTUYA。「ダンスを通じて教える立場になることがここ数年で多くて、教育に関して興味が湧いてきた。EXILEでインプットしたものをどうアウトプットするのか、ちょうどチャレンジしている最中だったので、手応えがあります」とも。

「地方での講義については、なかなか難しいとは思うのですが、スケジュールも取れて、協力してくださる方がいればもちろんやりたい」とTETSUYA
「地方での講義については、なかなか難しいとは思うのですが、スケジュールも取れて、協力してくださる方がいればもちろんやりたい」とTETSUYA

映像化の監修には口を出さなかったというが、「自分のメスを入れるよりも客観的な目で作っていただいたほうが良いと思ったので、監督の目線を信頼した。まあ、自分ではあの時必死だったので、(あとで見ると)あ、こんなこと言ってたんだとか・・・。ライブ感覚なので、その時起きたことや生徒から発せられた言葉にどう対応しようかっていう必死さが出てる。普段あまり表に出さない面が赤裸々に出てるので、ちょっと恥ずかしかったです」。

「ダンスって、身体の使い方や集団行動などが学べて、やって損はない。自分がどういう風にダンスの可能性を広げられるかわからないですけれど、これからもそういう面でEXILEの幅を広げていければ。(Eテレ『Eダンスアカデミー』で)障害者向けのダンスを作ったのも、初めてなんでどう広がっていくかわからないですけど、第一歩を踏み出すのが大事かなって。重度の障害者の方でも目玉だけでも動けば踊りになると思っている。生きてる限り踊りは踊れるので、みなさんにダンスの楽しさを知ってもらいたい」と最後にはダンスへの熱い想いを語った。全国で行われる上映会では、TETSUYAによる特別講義イベントも同時に開催。詳細は公式サイトにて。

「自分でも一つの区切りができたので、次のステップアップにつながるようにやっていきたい」とTETSUYA
「自分でも一つの区切りができたので、次のステップアップにつながるようにやっていきたい」とTETSUYA

プレミアムドキュメンタリー『EXILE UNIVERSITY 〜あなたの夢はなんですか?〜』

監督:田中雄之
出演:EXILE TETSUYA、淑徳大学の学生、ほか
配給:HI-STREET PICTURES
© 2016『EXILE UNIVERSITY』製作委員会

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