西川美和、本木は「人と垣根がない」
2016.10.6 06:00

4年ぶりの新作『永い言い訳』の舞台挨拶に登場した西川美和監督(5日・大阪市内)
(写真2枚)
第153回直木賞候補作にもなった自著を自ら脚本&監督した西川美和の最新作『永い言い訳』。その先行試写会が大阪市内で5日におこなわれ、西川監督と主演の本木雅弘が登場した。
2002年の『蛇イチゴ』で脚光を浴び、その後は『ゆれる』『ディア・ドクター』『夢売るふたり』など話題作を手掛けてきた西川監督。今回、初タッグとなった本木の起用について、「二枚目だけど、どこかコミカルな役もできる俳優さんなので、いつかお声をかけてみようと思っていた。(本木は)いろんな欠点を人に余すこと無くさらけ出す方で、人と垣根がないんですよね。今回の主人公そのものの弱さとかみっともなさがあって、私は人として本当に親近感を覚えました」と語りつつ、映画が完成してからも「あのシーンは・・・」という本木について、「いまだに聞いてくるんですよ。ホントはどうなの?って。めんどくさいでしょ(笑)」と笑顔を見せた。

本木が演じた主人公は、歪んだ自意識とコンプレックスに溺れる人気作家・衣笠幸夫。優勝の瞬間を東京ドームで味わったという熱狂的カープファンの西川監督は、「生まれ持ったいろんなものを、ちゃんと正面から受けとめられない、いつまでも幼稚な中年という主人公を想定していたので、それを端的に表現してくれるには、大きすぎる名前を背負った方がいいなと。そこから衣笠さんのお名前をお借りしました」と、広島のレジェンドと同名の理由について説明した。映画は10月14日から公開される。
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