謎の恐竜、全身骨格の組立てを披露
2016.9.14 06:00

頭部の取り付けを見守る真鍋真博士(写真右)
(写真3枚)
新発見の恐竜や最新の研究成果が展示される『恐竜博 2016』が、9月17日から「大阪文化館・天保山」(大阪市港区)で開催。会場設営中の13日、日本初公開となるスピノサウルスの復元骨格が組み立てられ、その巨大な姿を現した。
化石は1912年に初めて見つかり、ドイツに保管されていたものの第二次世界大戦で焼失。その存在が謎に包まれたままだったスピノサウルス。本展の監修を務める「国立科学博物館」の真鍋真博士は、「長い間、論文でしか残っていない謎の恐竜として有名でした。2000年代に入ってモロッコでポツポツと見つかり、2014年に全身の復元が完成して、今回日本で初めて公開になった」と話す。

実は首長竜、魚竜は恐竜の分類に含まれず、これまで恐竜は水中で生活しなかったとされてきたが、同恐竜は水陸どちらでも活動。その常識を覆したうえで、さらに肉食としては珍しい4足歩行を行っていたと考えられ、真鍋博士は「変な、不思議な恐竜」と評した。この日、4人がかりで頭部を取り付け、全長約15mと史上最大の肉食動物の姿を見せたスピノサウルス。展示は2017年1月9日まで。入場料は一般1,500円ほか。
『恐竜博 2016』
日時:2016年9月17日(土)〜2017年1月9日(祝・月)・10:00〜17:00
会場:大阪文化館・天保山(大阪市港区海岸通1-5-10)
料金:一般1,500円、大高生1,000円、中小生800円
電話:050-5542-8600(8:00〜22:00)
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