三浦春馬の女装に小池「変な錯覚に」

2016.7.22 07:00

前列右からドラァグクイーンに扮する三浦春馬、靴工場の跡継ぎ役の小池徹平、演出・振付のジェリー・ミッチェル

(写真3枚)

ブロードウェイミュージカル『キンキーブーツ』。その日本版が7月21日に東京で初日を迎え、主演の小池徹平と三浦春馬が会見を行った。

本作は、倒産寸前な田舎の靴工場がドラァグクイーンらと力を合わせて再生するサクセスストーリー。冒頭、「まずはやっぱり、この春馬の変わりっぷりというか、インパクトに相当驚かれるんじゃないでしょうか」と小池が切り出すように、ドラァグクイーンのローラ役になりきった三浦の姿に取材陣は驚愕。濃い目のメイクはもちろんのこと、「日頃よりも体作りしてみたので」と、きゃしゃなイメージとは打って変わって細マッチョな体格にピッタリそった衣裳が、なんとも強烈な存在感を醸し出した。

三浦春馬を見つめる視線が、恋人を見守るような小池徹平
三浦春馬を見つめる視線が、恋人を見守るような小池徹平

ところどころは自分でメイクをできるようになったという三浦。「今後は日頃もするの?」という質問には「楽しいですね」と受け流すも、小池が「どういうこと?日頃もやるってこと?」と突っ込まれる場面も。三浦を見てると「なんかね、どんどん女の人に思えてくると言うか、変な錯覚におちいる」という小池。「目力がすごい強いので、『はっ。そんな目でみんじゃねぇよ』ってなったりします」と複雑な心境を語った。

ライブ感あふれる、華やかなステージで魅せたミュージカル『キンキーブーツ』
ライブ感あふれる、華やかなステージで魅せたミュージカル『キンキーブーツ』

この日、関係者に公開された通し稽古でも息の合った演技を見せた2人。シンディ・ローパーによるキャッチーな楽曲に合わせて力強い歌声を聴かせ、テンポの良い展開とコミカルな掛け合いで会場を沸かせた。大阪公演は8月13日〜22日まで「オリックス劇場」(大阪市西区)で。チケットはS席13.500円ほか、各プレイガイドで発売中。

ブロードウェイミュージカル『キンキーブーツ』

脚本:ハーヴェイ・ファイアスタイン
音楽・作詞:シンディ・ローパー
演出・振付:ジェリー・ミッチェル
日本版演出協力・上演台本:岸谷五朗
訳詞:森雪之丞
出演:小池徹平、三浦春馬、ソニン、玉置成実、勝矢、ひのあらた、ほか
日程:2016年8月13日(土)〜22日(月)
会場:オリックス劇場(大阪市西区新町1-14-15)
料金:S席13,500円、A席11,500円、B席9,500円、C席7,000円、D席5,5,00円
電話:0570-200-888(キョードーインフォメーション)

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