季節のいなり専門店、大阪・箕面に

2016.7.8 12:20

奥が「古代米」120円。「梅」150円は梅酢が上がった干す前のものを使用し、やわらかい酸味。「実山椒」150円は酢飯に花山椒を混ぜて

(写真3枚)

これまでイベントでしか買うことができなかったいなり専門店「季節といなり 豆椿」が、大阪の箕面・さくら並木通り沿いに店舗を6月25日にオープンした。

いなりが主役となったのは「日本の食の要である米と大豆を使って、四季の変化を感じさせるものを作りたいと思ったのがきっかけです。日常に寄り添う形で楽しんでもらえたら」と、店主の細井さん。すでに、近所の人が来客用に買ったり、子どもがおやつにいただいたりと、おもてなしにも、普段遣いもできる懐の広さを見せている。

今後は喫茶スペースで「浮島」や「どらやき」などの甘味や、いなり中心のランチも予定しているそう
今後は喫茶スペースで「浮島」や「どらやき」などの甘味や、いなり中心のランチも予定しているそう

「私の好みでもあるのですが、素材を活かすためにてんさい糖であっさりと炊きあげています」と、これまでの甘辛い揚げの印象を覆す、やさしい味わいの揚げ。季節によって変わるトッピングも多様で、定番となるシンプルな「古代米」(120円)に加え、7月中旬まであれば「梅」(150円)と「実山椒」(150円)の2種を準備。ほかにも銀杏、バルサミコ酢で和えた柿、ゆり根など、約60種以上のレシピがあり、旬に合わせて提供する予定だそう。

箕面駅から徒歩15分、大きな窓からは自然光が注ぎ込む心地よい空間に
箕面駅から徒歩15分、大きな窓からは自然光が注ぎ込む心地よい空間に

現状はテイクアウトとなるが、購入したものは店内のスペースを利用していただくことも可能。土日のみの営業となる(7月27日〜8月21日は月・水・木・土・日営業)。ほかにもあんみつ(7月27日〜8月21日の営業期間のみ)など、今後は和の甘味も提供される予定なので、喫茶としても重宝しそうだ。

取材・文・写真/中村美穂

「季節といなり 豆椿」

2016年6月25日(土)オープン
住所:箕面市箕面5-10-11
時間:11:00~18:00 ※土日祝のみ営業、今後変動あり(詳細は公式サイトにて)
電話:072-703-0380

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