京都で体験、漢字で遊ぶミュージアム
2016.6.30 9:00

日本漢字能力検定協会による日本初の漢字ミュージアム「漢検 漢字博物館・図書館」(京都市東山区)が6月29日、京都・祇園にオープン。高坂節三館長は挨拶で、「『漢検』=『検定屋』というイメージを一新し、より漢字の魅力を広く伝えていく拠点を目指す」と意気込みを語った。

館内へ入ると、京都の「清水寺」で発表される『今年の漢字』の実物が展示されている
館内へ入ると、京都の「清水寺」で発表される『今年の漢字』の実物が展示されている画像一覧

本館の見どころは工夫を凝らした「体験型」。1階は入館時に渡される体験シートを元に、漢字を学びつつ歴史を振り返るコーナーで、2階には、身体を使って漢字を表すコーナーや「漢字回転寿し」など子どもから大人までゲーム感覚で楽しめる漢字のアミューズメント空間が広がる。

「漢字回転すし」の前にはすし屋の定番、魚へんの漢字が書かれた巨大な湯飲みが。湯のみの中から顔を出して記念撮影も
「漢字回転すし」の前にはすし屋の定番、魚へんの漢字が書かれた巨大な湯飲みが。湯のみの中から顔を出して記念撮影も画像一覧

同協会の岩橋さんは漢字の魅力について、「やはり表意文字であること。2015年の『今年の漢字』に選ばれた『安』だけをとっても、安らかという意味や安いというような意味もあって、一字で様々な意味を表すことができる。『今年の漢字』を振り返るだけでも、時代背景を含む不思議さがあり、それが漢字の奥深さだと思う」と話す。

2Fまでの吹き抜けには文字がびっしり。水色は教育(学習)漢字、オレンジ色は常用漢字。2階には仲間と一緒に自分の体を使って漢字を表現するコーナーも
2Fまでの吹き抜けには文字がびっしり。水色は教育(学習)漢字、オレンジ色は常用漢字。2階には仲間と一緒に自分の体を使って漢字を表現するコーナーも画像一覧

ほかには、図書館やワークショップルームのほか、企画展示コーナーなども。現在、企画展示コーナーでは9月30日まで『漢字縁日』を開催。輪投げの要領で「くにがまえ」を投げて漢字を完成させるゲームや四字熟語射的などが並ぶ。今後は、漢字をテーマにしたワークショップも企画していくという。

取材・文・写真/ヤマザキムツミ

「漢検 漢字博物館・図書館」

住所:京都市東山区祇園町南側551
時間:9:30〜17:00(予定)・月曜休
料金:大人800円、大学・高校生500円、中小学生300円
電話:075-757-8686(代)
URL:http://www.kanjimuseum.jp/

  
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