４月末、東京で開催された『漬物グランプリ2016』（主催：全日本漬物協同組合連合会、会場：東京ビッグサイト東展示棟）において、兵庫・西林千鶴さんが出品した「フルーツべったら漬け」が個人の部のグランプリを獲得した。

イベントは、日本の伝統的な食文化である「漬物」を通じて、日本の食文化のさらなる発展と地域の漬物文化の価値を再認識することを目的に行われた。全国各地から応募された個性的な漬物レシピから、個人の部・決勝大会には11作品が出品され、審査員による実食評価、出品者のプレゼン、イベント来場者による一般投票の結果、西林さんの作品がグランプリに選ばれた。副賞として賞金10万円と商品化交渉権も授与された。

また、兵庫の森本理恵さんによる「ごぼうの大葉漬け」も審査員特別賞を受賞。法人の部では、静岡の田丸屋本店出品の「チーズとわさび漬のマリアージュ カマンベールWASABI」がグランプリ（農林水産大臣賞）に選ばれた。