4月にだんじり集結 遺産登録記念

2016.4.14 19:00

だんじり祭は一般的に神社の祭礼であるが、この八木地区では神社ではなくお寺への参詣が行われる

(写真1枚)

昨年10月、大阪・岸和田の府内最大のため池「久米田池」が、世界かんがい施設遺産に登録されたことを記念した大規模なパレード『地車お祝い曳行』が4月17日に開催される。

開催される八木地区では、豊作の祈願と感謝をこめて、旧久米田池郷のだんじり13台が久米田寺に集まり久米田寺行基堂へ参詣する「行基参り」が、毎年体育の日の前日に行われているが、今回、登録を記念して4月にも開催されることに。希少な機会とあって混雑が予想されるが、久米田池周辺には駐車場はないのでご注意を。

ちなみに今回登録された「世界かんがい施設遺産」とは、農地に外部から人工的に水を供給する灌漑(かんがい)農業の発展に貢献したもの、卓越した技術により建設されたもの等、歴史的・技術的・社会的価値のあるかんがい施設を登録・表彰するもの。府内では2014年に選ばれた大阪狭山市の「狭山池」に続いて2件目だという。

『地車お祝い曳行』

日程:2016年4月17日(日)
時間:行基参り7:00〜12:00(記念式典10:00〜10:30)
場所:久米田池周辺(岸和田市池尻町)
電話:072-423-9490(岸和田市役所農林水産課)

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