さかなクン お忍びもギョギョでバレる

2016.4.20 20:30

「京の海」にいる魚のイラストを描いた白衣を着て登場したさかなクン

(写真6枚)

開業4周年を迎える「京都水族館」(京都市下京区)の大水槽に、アマダイやハモなど京都の食文化にゆかりのあるいきものを展示する「京の海」が誕生。その完成披露イベントが20日行われ、タレントで東京海洋大学名誉博士のさかなクンが登場した。

「ギョギョギョ〜!」とテンション高く現れ、集まった人々の大歓声で迎えられたさかなクンは、「京都の海はおいしい魚介類が本当に多・・・あっシマフグちゃんだ!」と、約50種11,000点のいきものが泳ぐ大水槽を前に、興奮が抑えられない様子。「口の周りが黒いこの子が、磯の王者と呼ばれるイシダイちゃん! 立派ですね〜。その上にはヒョウ柄のイシガキダイちゃん。後ろにはコブダイちゃん。すギョいですね〜ワクワクします!」と、愛情たっぷりに魚を紹介した。

正座をして魚の解説をするさかなクン
正座をして魚の解説をするさかなクン

また、さかなクン自ら京都の海に漁に出かけて採集した時の様子を振り返りながら、定置網漁の話や採集したアマダイの名前の由来や特徴を、ジェスチャーを交えながらわかりやすく説明。集まった子どもたちは目をキラキラさせながら、さかなクンの話に真剣に耳を傾け、大人も「へえ〜」と感心し、老若男女がさかなクンのお魚講座に夢中になっていた。

身近な魚の生態をいろんな角度から学べてすばらしいと、プライベートでも京都水族館に年に15回以上訪れるというさかなクンは、下村館長に「隠れてても『ギョギョッ!』て声を出すからすぐにバレる」と暴露され、照れ笑い。「お魚っていうのは、見ても感動、食べてもおいしくて栄養たっぷり、触れてゲットしてもうれしくて、いろんな音を出すお魚もいて音を聴く楽しみもあって、まさに『ギョ感』で感動できます! この『ギョう(豪)華絢爛な京都の海』が楽しめる京都水族館にぜひ遊びに来てください!」と、さかなクンらしくアピールした。

「京都水族館」

時間:10:00〜18:00
場所:京都市下京区観喜寺町35-1 梅小路公園内
料金:大人2,050円、大高生1,550円、中小生1,000円、3歳以上600円
電話:075-354-3130

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