池松壮亮&斎藤工、成海璃子を絶賛「純度の高い危うさがすごく素敵」

2016.3.28 13:00

初の官能シーンにも挑んだ成海璃子(27日・大阪市内)

(写真3枚)

直木賞受賞作家・小池真理子の半自叙伝的同名小説を、成海璃子、池松壮亮、斎藤工で実写映画化した映画『無伴奏』。その舞台挨拶が3月27日、大阪市内でおこなわれ、矢崎仁司監督とともに登壇した。

舞台挨拶に登場した斎藤工、池松壮亮、成海璃子、矢崎仁司監督(左より)
左から、斎藤工、池松壮亮、成海璃子、矢崎仁司監督(3月27日・大阪市内)

舞台は1970年代前後。同級生と一緒に学生運動に参加するも、「革命」以上に刺激的な恋の魔力に囚われていく高校3年生の野間響子を演じたのは、数々の映画で主役を演じてきた成海璃子。初の官能シーンにも挑んだ成海について池松は、「素晴らしい方です。こんなにこの役が似合う人もいなかっただろうし。あの時代の溜め込んだエネルギーとか、純度の高い危うさみたいなものがすごく素敵で。女優としても魅力的だなと思ってました」とコメント。

また斎藤も、「ご覧の通り、太陽のような方なので。成海さんの世界観に、僕らだけじゃなくて、スタッフも誘われて。それがあって、こういうゴールに辿り着いたんじゃないかなというぐらい。成海さんにしかできない何かを持ってる方なので。池松さんもそうですけど、2人とも日本映画の宝。すごい輝き方をしているので、一番近い距離で一緒に化学反応を起こさせていただきました」と絶賛した。

一方、2人について成海は、「池松さんはいつも落ち着いてますね。撮影でも一緒にいる時間が長かったので、たくさん頼ってしまいました。助けてくれました」、「斎藤さんはやさしくて、本当におだやかでした。あと、じゃんけんが弱い。ごはんを食べたとき、それを片付けるじゃんけんをやってたんですけど、斎藤さん率がすごく高くて(笑)」と、チームワークの良さをうかがわせるエピソードで会場を湧かせた。映画は3月26日公開。

映画『無伴奏』

2016年3月26日(土)公開
監督:矢崎仁司
出演:成海璃子、池松壮亮、斎藤工、遠藤新菜、藤田朋子、千葉愛子、光石研、ほか
配給:アークエンタテインメント R15+

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