東野幸治「僕が一番悪口を言っている」

2016.3.24 07:00

「１０年経った今、僕が一番悪口を言っているという（笑）」という司会の東野幸治（前列中央）

(写真1枚)

関西テレビのお笑いワイドショー『マルコポロリ！』が４月に放送１０周年を迎えるにあたり、ＭＣの東野幸治、芸人レポーターのほんこん、月亭方正らが記者会見を敢行。この１０年を振り返った。

「関西のワイドショーは、東京の芸能人の悪口をメチャクチャ言ってるイメージがあって。『マルコポロリ！』としては悪口もいいんですけど、芸人レポーターが言葉巧みに取材をして、ポロリしていただき、それがビックリするようなニュースになればいいかなという。若い青年のような気持ちでやってたんですけど･･･。１０年経った今、僕が一番悪口を言っているという（笑）」と振り返った東野。

ここ最近の印象的な出来事として東野が、「週刊文春さんが記事にしていた、ベッキーさんとゲスの極み。の川谷さんのＬＩＮＥの会話を、ゲストの熊切あさ美さんと僕が２人になりきって朗読したとき、やりながら心は泣いてました（笑）。もうひとりの自分が『おい、東野！お前はいつからそんなに汚い人間になったんや』と。ベッキーさん関連のニュースで、最っ低な番組やったでしょ？」と語ると、ホンコンが「もう２０何年一緒にいてますけど、こいつ、芝居心なんてまったくないんですよ。でも、そのときは『（芝居）できるがな！』と感心した」と絶賛。伝説の回は某スポーツ紙の芸能部でも話題となったという。

今後の展望として、どんなゲストを呼びたいか聞かれた東野は、「ベッキーさんとか川谷さんとか、ショーン（川上）さんとか。言うても、お笑いワイドショーですから。凄腕の芸人レポーターがあのときの話とか今後とかを聞きつつ、芸人ならではのフォローを入れたりとか。世間を騒がしている方はぜひ来てほしいなと思っています」とコメント。１０周年を迎え、そのハチャメチャなノリはさらにパワーアップしそうな予感だ。

そして４月には、３時間生放送の１０周年ＳＰも決定。ゲストには「プライベートをネタにして笑いものにしてる」と猛抗議する熊切あさ美やＲ−１王者のハリウッドザコシショウらが予定されている。「スタッフさんに丸投げなんですけど（笑）、楽しい３時間になりそうです。なんせ後ろには、関西の重鎮の『中堅芸人』さんがいらっしゃいますから。一番心配なのは、ホンコンさんがほんまにポロリ出すんちゃうかと。こういうとき、一発やる男ですから。問題発言多いですけど、大目に見ていただいて。それも番組の良さですから」と、生放送の抱負を語った東野。放送は４月１０日・正午から関西ローカルで放送される。

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