草刈民代 引退するバレリーナ演じる

2016.3.21 07:00

ミュージカル俳優・伊礼彼方とのデュエットは、相当プレッシャーと話す草刈民代

(写真2枚)

群像劇の元祖にして最高傑作と言われる映画『グランドホテル』。三谷幸喜監督の『THE 有頂天ホテル』や海外ドラマ『ツイン・ピークス』など、劇中で様々な人間模様が描かれる手法は、映画のタイトルをとって「グランドホテル方式」と呼ばれるほど。そのミュージカル版が東京・名古屋公演(4月)に続き、5月5日から「梅田芸術劇場メインシアター」(大阪市北区)で上演される。公演を前にメインキャストの1人を務める草刈民代が、大阪市内で会見を行った。

1920年代のベルリンにある豪華ホテルで、余命わずかな会計士、落ちぶれた男爵などの人々のドラマが交錯する舞台。2009年まで世界的なバレリーナとして活躍し、引退後は女優に転身した草刈は、引退公演を控えた人気バレリーナという、彼女自身と重なる役を演じる。草刈は、「自分が踊れなくなったと感じた時の葛藤や、その事実を受け止める大変さを私は当然経験しています。それを生かしてリアルに、しかも芝居の表現として成立させることが今回の挑戦」と話す。

引退後「バレエは全然やってなかった」と言うが、会見中に見せた手の動きは今も見ほれるほど優雅
引退後「バレエは全然やってなかった」と言うが、会見中に見せた手の動きは今も見ほれるほど優雅

本作はメインキャストが「RED」と「GREEN」に分かれており、それぞれ「幸福」と「悲劇」の2通りの演出だ。「RED」に出演する草刈は、「どちらも台詞は全部同じですけど、言い方によって真逆の意味あいになったりするので、いろんな形で再発見がある」と前代未聞のWキャストに刺激を受けているという。英国オリジナル版では「オフ・ウエストエンド・アワード」最優秀ミュージカル作品賞を受賞した本作に対して、「先日最初の部分の公開稽古があったんですが、すごく迫力があるのにきめ細かくて」と気を引き締めていた。

取材・文・写真/吉永美和子

ミュージカル『グランドホテル』

脚本:ルーサー・ディヴィス
演出:トム・サザーランド
出演
:GREEN team=中川晃教、宮原浩暢(LE VELVETS)、安寿ミラ、ほか
:RED team=成河、伊礼彼方、草刈民代、ほか
日程:2016年5月5日(祝・木)~8日(日)
会場:梅田芸術劇場メインホール(大阪市北区茶屋町19-1)
料金:S席12,000円、ほか(全席指定)
電話:06-6377-3800(梅田芸術劇場メインホール)

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