岡田准一園長、次のテーマは暴走

2016.3.9 19:05

いかにもハズレを引いた感が漂うブラックゴンドラ

(写真5枚)

岡田准一が3期目の園長を務める大阪府枚方市の遊園地「ひらかたパーク」。2014年の就任以来、連続で年間来園者数100万人を突破し、大阪府下では「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」に次ぐ来場者を誇る人気施設だ。今年は「園長、暴走」をテーマにし、意表を突いた企画が行われる。

3月5日から始まる「園長、暴走」施策第一弾は、窓から景色が見えないゴンドラに1/10の確率で当たってしまうロシアンルーレット形式の観覧車。黒く塗られたゴンドラの窓はすべてスリガラス仕様に変更され、音声ガイドに導かれてめくる冊子で、本来見えるはずの景色を楽しむというシュールな企画だ。担当の秋山和洋さんは、導入の動機をさらりと「ネタですね」と話す。これまでも岡田の目元が印刷された「兄さんアイマスク」をつけて絶叫マシンに乗る「目隠しライド」や、園長自体が光るイルミネーションなど奇をてらった企画を次々と展開。これらはすべて秋山さんをはじめとする広報担当者が現場と一緒に企画案を考えるという。

冗談のような企画を実際にやってのけるフットワークの軽さは、関西の娯楽施設ならでは。この観覧車もすでに中高生に人気があるといい、手応えはバッチリだという。岡田園長就任後は、「全国的に名前が知られるようになり、遠方からのお客さんも増えて、その効果は大きい」と話す秋山さん。これからも夏、秋、冬と気になる暴走ネタが控えている。

『ロシアン観覧車』

2016年3月5日(土)スタート
会場:ひらかたパーク(大阪府枚方市枚方公園町1-1)
料金:500円(別途入園料)
電話:072-844-3475

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