風間俊介、主演映画の舞台挨拶で黄色い歓声「ありがたい」

2016.1.21 21:40

映画『猫なんかよんでもこない。』の山本透監督

(写真2枚)

映画『猫なんかよんでもこない。』のプレミア試写会が21日、大阪「阪急うめだホール」(大阪市北区)でおこなわれ、主演の風間俊介と山本透監督が舞台挨拶に登場した。

朝ドラ『純と愛』(2012年)で一躍全国区の俳優となった風間は、「谷四(谷町四丁目)に住んでました。だから、大阪は『帰ってきた』という感じが強いですね。ふわっとあがった黄色い歓声も、ジャニーズ業をやっていない僕としては、久しぶりの歓迎っぷりで。大阪の熱というのはすごくありがたいです」と挨拶。その後も、笑福亭鶴瓶と2人で『天神祭』に行った話や谷六にあるというおすすめの蕎麦屋などの、ローカルトークを展開。関西人ばかりの会場を沸かせた。

ボクシングに人生を捧げる主人公・ミツオのもとに、兄が2匹の猫を拾ってくるところから始まる本作。超やんちゃと超気ままの2匹に、撮影も苦労したようで、風間は「一緒に生活をするように撮っていたので、家族なんですね。だから、ホントに遠慮しないで言うとしたら、あいつら台本読んでこない(笑)。たぶん僕の方が先輩にあたると思うんですけど、まったく言うこと聞かないんです。その、振り回されてる撮影現場がミツオと一緒だなって。すべてがリンクするようで、心地よく撮影できました」と振り返った。

猫の写真集や猫グッズが人気の今。「かわいい、かわいいという猫映画にはしたくなかった。病気になるときもあれば、疲れてるときでもごはんをあげなくちゃいけない、そんなことも含めて、やっぱりかけがえのない時間だったり、愛おしいものであったり。そんな、あったかくなる映画を目指して作りました」と締めくくった山本監督。映画は1月30日から公開される。

映画『猫なんかよんでもこない。』

2016年1月30日(土)公開
監督:山本透
出演:風間俊介、つるの剛士、松岡茉優、市川実和子、ほか
配給:東京テアトル

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