7年ぶり稲森いずみ、初心にかえる

2016.1.20 17:49

今回の出演にあたり、新人の気持ちに戻ったという稲森いずみ

(写真5枚)

古田新太が所属する劇団☆新感線が、正統派の本格時代劇へ初めて挑戦する舞台『乱鶯(みだれうぐいす)』。3〜5月に東京、大阪、福岡を巡る公演を前に、7年ぶりに舞台出演する稲森いずみが、古田新太らと大阪市内で会見を行った。

普段は映像作品が中心で、舞台は7年ぶり3回目という稲森。「お話をいただいて新人の気持ちに戻りました。映像と違うのでワクワクするのと同時に気が引き締まる思い」と久しぶりの舞台に緊張の面持ち。今回特にセリフが多いという古田が「大立ち回りから始まって、ずーっとしゃべってるし・・・。(共演の)大東(駿介)とかどうでもいいんで、稲森ちゃんに迷惑かけないように、というのを第一目標に」と笑いを誘い、稲森を気づかった。

前回、舞台『蛮幽鬼』で新感線の洗礼を受けた稲森は、「一つの話をより良くしていく作業が何カ月も続くことは(映像では)経験がなかったので、毎日同じお芝居を繰り返すことが楽しかったです。新感線の舞台を観ると日常と違うところに連れて行ってくれますが、それは出てる方も同じで心地良かった」と話し、今回の舞台に関しても「どんなものができあがるか、楽しみにしてます」と期待を込めて語った。

今回、居酒屋の女将を演じる稲森いずみ
今回、居酒屋の女将を演じる稲森いずみ

演出のいのうえひでのりが「今は無き、人情があって、ほのかな恋心があって、ちゃんと最後は活劇になっている。そんな商業演劇を新感線なりにやりたい」と語る本公演。大阪では4月13日から「梅田芸術劇場 メインホール」で。チケットは2月28日より一般発売。

2016年劇団☆新感線春興行 いのうえ歌舞伎<<黒>>BLACK 『乱鶯』

作:倉持裕
演出:いのうえひでのり
出演:古田新太、稲森いずみ、大東駿介、清水くるみ、橋本じゅん、高田聖子、粟根まこと、ほか
日程:2016年4月13日(水)〜30日(土)
会場:梅田芸術劇場 メインホール
料金:S席13,800円、A席10,500円、B席7,500円(全席指定)
電話:0570-200-888(キョードーインフォメーション)
※チケット発売は、2016年2月28日(日)〜

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