田辺誠一「大阪の絵も描いてみたい」

2015.8.25 10:40

俳優・田辺誠一

(写真4枚)

現在「梅田ロフト」（大阪市北区）で開催中の絵画展『かっこいい犬。わんダーランド』。開催記念サイン会のため来阪した俳優・田辺誠一に、この絵画展についての話を聞いた。

「過去の作品のみの展示予定だったんですが、せっかくだしキャンバスに描いてみよう！ってなって、初めて大きい絵を描いてみたら、楽しくて。最初に渋谷のPARCOで開催したんですけど、その後は予定がなかったんです。でも描き続けていたら広島、大阪、福岡･･･と決まって、１枚のつもりが結局15枚描きました」という画伯っぷり。

彼の絵の魅力は”ヘタだけど癒やされる”ところ。会場に並べられた大きな絵は、やわらかいタッチで描かれ、どれもゆるくてカラフルだ。「自分の好きな色や世界観で描いているので、一枚一枚に愛着があります。（代表キャラである）かっこいい犬のもっちーはもう分身みたい」。また、下書きは一切せず、毛糸を使って構図を考えるのだという。「大きな絵を描くのは初めてで、どうしたらいいんだろう･･･と悩んだ時に、あっ、糸だ！とひらめいて。毛糸でイメージを膨らませています」と独自の手法を披露した。

個展については「舞台と一緒で、絵も生で見ることが大切だなって思います。ダイレクトに見た方が伝わるというか。僕の絵に対する思いとか、絵の臨場感を感じて欲しい」と語った。

この日のサイン会では、整理券をゲットしたファン200人と接した田辺。「大阪はエネルギッシュでパワフルなイメージ。大阪についての絵も描いてみたいですね。やっぱり縦縞かなあ･･･」と今後の作品のイメージを膨らませた。これからの活動については「今まで以上に俳優の仕事を頑張りつつ、（画家としての活動も）＋αでやっていきたいですね」と意欲を見せた。

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