日本初公開! 6mの恐竜が長居に出現

2015.3.25 13:01

中生代白亜紀(約1億4,500万年前~6,600万年前)のスペインで見つかった化石が展示されている

(写真3枚)

長居公園内の[大阪市立自然史博物館]で、現在開催中の『特別展「スペイン 奇跡の恐竜たち」』に行ってきました。

ここで展示されているのは、中生代白亜紀(約1億4,500万年前~6,600万年前)のスペインで見つかった恐竜や鳥類、動植物の化石がいっぱい! ほぼすべてが日本初公開という、マニアもたまらない内容。世界有数の恐竜化石産地・スペインでは重要文化財に指定されているので、本国でもあまり公開されない貴重な化石もあるのだとか・・・。

全長約6mのコンカベナトールの全身骨格
全長約6mのコンカベナトールの全身骨格

会場に入るとすぐに、全長約6mのコンカベナトールの全身骨格がドーン! その横のショーケースには、羽毛や肉球(!)のほか、おなかに残っていたほかの恐竜のしっぽまで展示されています。さらに進むと、フクイラプトルやマラウイサウルスの全身骨格も等身大で展示。今にも動き出して、食べられてしまいそうな感じです。
さらに、奥の展示ルームには鳥の先祖が恐竜だったことを示す復元模型や、ステゴサウルスの背板の謎に迫る映像コーナーも。ダチョウなど現存する動物と比較したり、恐竜の脚の標本を触れたり、恐竜をさほど知らない女子にも興味を持たせる仕掛けが満載です。
希少な化石の数々は古代へのロマンをかき立ててくれ、まるでミステリーハンターになったような気分♪ 子どもから大人まで楽しめるので、春休みのお出かけにぜひ!

取材・文・写真/金本夕貴

特別展「スペイン 奇跡の恐竜たち」

日程:2015年3月21日(土)~5月31日(日)
※4/13・20、5/7・11・18・25は休館
時間:9:30~17:00(入館は16:30)
会場:大阪市立自然史博物館(大阪市東住吉区長居公園1-23)
電話:06-6697-6221

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