泊まって観賞する、京都の宿の企画展

今回行われる企画展『光の洞窟』
アートに囲まれた宿泊体験が楽しめる、ゲストハウス「京都アートホステル クマグスク」(京都市中京区)。12月オープンとの噂が流れていましたが、今は1月下旬に向けてオープン準備中とのこと。
岡山・直島や新潟・妻有にある宿泊施設のように”アート作品に泊まる”という経験をもっと気軽に楽しめればと、現代美術家でもある店主・矢津吉隆さんによるゲストハウスでは1年ごとに企画を変えて、アート作品を展示。
1年目の企画は青森県立美術館の学芸員・奥脇嵩大さんが担当。今回行われる企画展『光の洞窟』では、「洞窟の孕む夜は火という光によって明け、洞窟はあらゆる詩作と思索の源泉」という考えをもとに、4組の芸術家が作品を準備。キーボードなどが燃えている映像がソファの横で暖炉のように流れているアートユニットexonemo、アフリカの子どもたちとの人形遊びを通じて生死をイメージする映像を壁に流すベルギーの映像作家・Sarah Vanagtなど、共有スペースで過ごすだけで新進気鋭の作品が楽しめるようになっています。

「アートに囲まれて泊まる体験を、もっと気軽に楽しんでもらいたい」と思いついたのが2012年。準備をしていくにあたって、『瀬戸内国際芸術祭』の醤の郷+坂手港プロジェクトにも誘われて参加。小豆島で3カ月限定で行った宿泊型のアートスペースをオープンし、学んだことや人脈などが今の形へとつながったそう。泊まらないと味わえない・・・なおかつ、この企画展は2015年9月下旬までの期間限定とあってすでに問い合わせも多いそう。「毎年、京都に来るきっかけになってくれたら。1年近くかけてキュレーター(学芸員)と一緒に準備できるので、僕自身も観たい作品となるのが楽しみなんです」と矢津さん。気軽に泊まれる価格帯とあって、今後は予約が取れない宿となりそうな予感です。
KYOTO ART HOSTEL kumagusuku 京都アートホステルクマグスク『光の洞窟』展
2015年1月下旬オープン予定
住所:京都市中京区壬生馬場町37-3
電話:075-432-8168
料金:宿泊観賞料=5000円〜8500円(税別、企画展のリーフレット付)
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