木南晴夏「結婚式のシーンで一気に・・・」

2014.12.3 16:49

女優・木南晴夏(きなみ・はるか)

(写真2枚)

大阪出身の女優・木南晴夏(きなみ・はるか)が、ポールダンサーに初挑戦した映画『想いのこし』の公開がスタートした。16歳までを大阪で過ごし、現在は、女優のみならず、トーク番組の司会など、持ち前のチャレンジ精神で活動の幅を拡げている彼女に、この映画への思いを聞いた。

──ポールダンスのシーンは吹き替えなしだったとか。

クラッシックバレエや新体操など、ダンスは得意な方なので、ちょっと自信があったんです。だけど、ポールダンスは全くの別物で。2カ月ほど前から特訓を始めたんですが、最初は技どころかポールに登ることも出来なくて・・・。腕・足・体幹、すべての筋肉を使うので、筋肉痛の毎日でした(笑)。でも、上達を感じられていくと達成感はものすごくありました!

──広末涼子さん率いる、女性3人のチームワークもよかったですね。

普通なら俳優同士は撮影現場でしか会わないことが多いですけど、今回は、ポールダンスの稽古で、事前に一緒に過ごす機会があり、タイトな撮影スケジュールだったんですが、こういった時間があったことが、ありがたかったですね。

──幽霊を演じる難しさはありましたか?

難しいというか・・・周囲の人には見えていない役なので、私がいくら見つめても、相手とは目が合わない。そういうお芝居は初めてでした。その分、結婚式のシーンで、旦那さんと目が合った瞬間には、一気に気持ちがあふれました。

──岡田将生さんの代理花嫁姿、間近で見ていかがでした?

すごく可愛かったですよ! 現場でもみんなに大評判。本人は嫌がってましたけど(笑)。教会がとっても美しくて、より神聖な気分になれました。

結婚式のシーン
結婚式のシーン © 2014「想いのこし」製作委員会

──感情の起伏が激しい役。泣くシーンも多くて大変だったのでは?

ルカは感情放出型なので、感じたことをストレートに出せる役を演じるのは楽しかったです。ただ、台本上で「泣く」と書かれてるシーン以外でも、監督から「ここ泣いて」って言われて、「簡単に言うなぁ」とは思ってました(笑)。とはいえ、感情を殺さずに子どもみたいに泣けるのは気持ち良かった。自分と比べて「ルカは素直でいいなぁ」って、ちょっと羨ましくもなりました。

──もし、明日死んでしまうとしたら、やりたいことありますか?

うーん、きっと何もしないかな。いつか、富士登山とスカイダイビングにチャレンジしたいと思っているんですが、死ぬ間際にチャレンジしなくてもいいかなと(笑)。生きてたらやりたいことって無限に浮かんできますけど、改めて、今やり残したことを考えるとするなら、ナイですね!!

取材・写真・文/hime

映画「想いのこし」

2014年11月22日(土)公開
監督:平川雄一朗
出演:岡田将生、広末涼子、木南晴夏、松井愛莉、鹿賀丈史、ほか
配給:東映

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