市川海老蔵、主演映画を観た子どもから「パパ、裸だねって」

2014.8.1 12:00

映画『喰女 クイメ』の記者会見に登場した市川海老蔵と中西美帆

(写真3枚)

三池崇史監督が男女間の嫉妬や情念を「四谷怪談」の世界に重ねて描いたサスペンス・ホラー『喰女 クイメ』。その記者会見が先日、大阪市内でおこなわれ、出演の市川海老蔵と中西美帆が登場した。

恋人であるスター女優(柴咲コウ)のおかげで大役をつかみ取った売れない役者(市川)。しかし彼は、その想いを踏みにじって別の女性(中西)と浮気する。悔しさと、それでも彼を愛する気持ちが入りまじり、次第に狂気にのみこまれていく女優。そして、その怨念が惨劇を生みだしていく。

結婚前は様々な女性との噂でワイドショーをにぎわせていた市川。「女性の怨念を感じたことはありますか?」との質問に、「感じたことはないなあ。(僕は)そういうものを感じるタイプじゃないかも。ただ、自分が演じた浩介は、恋人を裏切るけど、彼女は一般人にはないスイッチを持っていて、それに切り変わっていく怖さを描いているので、僕もこれから(の人間関係)は、そういう怨念に気をつけたい」と自分に言い聞かせた。

後悔がないように思い切りやらせていただきました」と語った中西美帆
後悔がないように思い切りやらせていただきました」と語った中西美帆

浮気相手を演じた中西は、「女性としては許せない!」とぴしゃり。だが劇中では、男性がコロリといくのも無理もない色っぽさを漂わせる。市川は「車の中での中西さんとのキスシーンが印象に残っています。カットされているんだけど、彼女はすごく積極的で、普段はおしとやかなのに、そう思えないものがあった。歌舞伎ではいつも男性が相手ですから、女性が相手で、しかも直球で迫ってきたので・・・」と驚きを語り、中西も「後悔がないように思い切りやらせていただきました」と恥ずかしそうな表情を浮かべながら振り返った。

ベッドシーンに子どもから「パパ、裸だね」と言われたという市川海老蔵
ベッドシーンに子どもから「パパ、裸だね」と言われたという市川海老蔵

また、ふたりのベッドシーンも濃厚。市川は、関係者用のDVDで本編を鑑賞したそうだが「映画を家で観たらいきなりベッドシーンからはじまって、それが子どもの前で映っちゃって、『パパ、裸だね』と言われてしまいました(笑)」と頭をかいた。会見中に中西の衣装について、「その服の下って、何か着ているのですか」とちょっかいを出していた市川。「男性は夏の終わりにはいろいろと反省点があるものです。自分の後輩役者(尾上松也?)が先日、写真週刊誌に熱愛報道されたけど、彼にはこの映画を観て欲しい」と最後まで海老蔵節が炸裂していた。

取材・文・写真/田辺ユウキ

映画『喰女 クイメ』

2014年8月23日(土)公開
監督:三池崇史
出演:市川海老蔵、柴咲コウ、中西美帆、マイコ、ほか
配給:東映
1時間34分
© 2014「喰女 クイメ」製作委員会

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