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カメリア・マキの魔女占い

Profile

カメリア・マキ・ダークムーン

『SAVVY』誌では創刊時よりホロスコープを担当。アメリカで魔女学を修め、当時の全米魔女協会より魔女名・Darkmoonを受けた日本人初の魔女。池袋コミュニティカレッジで魔女学の講師を務めた後、現在北海道でカルチャースクール講師、弟子の養成にあたる。著書に『魔女のメッセージ』などがある。

魔女の近況2019.2.27 Update

まだあちこちに雪の山が残るけれど、日差しが徐々に明るくなってくるこの頃が、実は北海道では一番危険な季節。屋根に積もった雪が溶け始め、一気に落雪し、轟音と共に家が揺れる。さすがに屋根の雪降ろしは本州育ちには無理で、専門家に依頼するのだけれど、今年は1週間で1年分の雪が1度に降り、とんでも忙しいということで、なかなかうちの番まで回ってこない。だんだん傾き始めた屋根を見ながら不安が募るある夜、 今までとは違う、すごい音。屋根の軒部分が崩れた! 依頼している専門家に悲痛な声で電話したところ、それでも人手が足りないので順番待ちというツレない返事。どうしようと思っていた翌日の夜、キッチンの窓ガラスが一気に割れた! 吹き込む風、あたり一面散乱するガラスと雪の塊。屋根からの落雪が窓をつき破り、部屋のなかに落下してきたのだ。いよいよ進退窮まり、「助けてー」と電話したところ、「この時間では業者の手には負えないから119番せよ」というアドバイス。早速かけてみたけれど、「けが人は? 埋まっている人は?」「ないです」と言ったら、救助が必要なければ出動できないと、こちらもツレない(後から聞いたら、その夜は屋根から転落、除雪中に事故、家が倒壊し住民が埋もれたなど事故が続出し、レスキューが出払っていたみたい)。 自力で何とかするしかないと家の中で除雪用の長靴をはき、あるだけの緩衝材とガムテープ、段ボールをかき集め、手袋を二重にして窓と格闘。ああ、手がもう1本あったら・・・押さえつつ貼り、また貼る。手が震えてまっすぐ貼れてないけど、そんなことどーでもいい。揺れるガラスの破片が怖い。いや? 揺れてるのは家だった!! このタイミングで何と地震。避難準備か? この揺れ方ならまだ家そのものは大丈夫。それより窓ふさぎが先! 膝ガクガクのまま、とりあえず風が吹き込まないところまで自力で復旧。次はどこが壊れるのかと不安ななか、なるべく窓から離れ、猫を抱いたまま迎えた朝、とんでも県から朝6時の飛行機で訪ねてくれたIさんご夫妻、被災地にようこそ! という状態だったけれど、3日間いっしょにいてくださって本当にありがとう。この惨状のなかにひとりでいたら、多分ご飯も食べられず、パニック状態になってたと思います。 ようやく屋根の雪降ろしも終わり、破損の工事と片付けは雪が溶けてからという段取りになりました。早春の惨劇。北海道には私がまだ知らない大自然の洗礼がありそうです。

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