占い

カメリア・マキの魔女占い

Profile

カメリア・マキ・ダークムーン

『SAVVY』誌では創刊時よりホロスコープを担当。アメリカで魔女学を修め、当時の全米魔女協会より魔女名・Darkmoonを受けた日本人初の魔女。池袋コミュニティカレッジで魔女学の講師を務めた後、現在北海道でカルチャースクール講師、弟子の養成にあたる。著書に『魔女のメッセージ』などがある。

魔女の近況2021.8.24 Update

本当に長く、熱かった今年の夏も、ようやく終わりが見えて来たような小雨の朝。庭には色とりどりの蝶が舞う。これにトンボが混じり始めると、すっかり秋ということになるのだけれど、またまた緊急事態宣言。やれやれと思うのだけれど、企業から呼び出しがかかれば出かけて行かなければならないのが私の仕事。事務所には、部長以下、スタッフ全員集合。地元では大きな企業なのに、これはテレワークをちゃんとするように、おすすめしなければ・・・と思いつつ、マスクに手袋のまま社長室に入り、『このままで失礼、お茶はご遠慮』と申し上げた途端、雷が落ちた。もともとキレやすいので有名な社長だったけれど、失礼と思うのなら、さっさと外せ―、緊急事態?そんなもん怖がってたら、仕事ができるかー!!社員への給料、どうやって払う!!!と怒鳴られた。偉い人に怒鳴られ、怒られるのも占い師の仕事。しかし70を過ぎたオジサンが、血圧は大丈夫か?なぜ私に八つ当たりするのか、考えてみたら、人が怒り攻撃的になるのは、何かを恐れている時。ああ、この人もこの事態で企業をどう存続させ、社員の生活を支えて行くか、必死なんだろうなーと何がしか同情してしまった。鑑定を終えてさっさと帰ろうとした時、『もう少し落ち着いたら、飲みに行こうねー』と声をかけられた。やっぱり、やれやれ・・・このウイルスの最大の罪のひとつは、人の意識の分断のように思える。誰だって病気にはなりたくないし、苦しい思いはしたくない。でも、どうしていいかわからない状態になった時、症状が出なかったら感染しても大丈夫だよね、と付き合ってくれる人を探し、一緒に盛り上がることで不安を紛らわせたり、ひたすら恐れ、家にこもることでたまるストレスを、出歩いている人が悪いと攻撃、批判することで発散しようとしたりする人が現れても不思議ではない。究極は『自己責任』と突き放されたら、人は見えないものと戦えるほど強くはないのだろう。しかし、目の前にいない人にもその生活を想像し、困難と闘う人に励ましを送ることは人間ならば、きっと出来ると魔女は思うのです。豪雨の被害に遭われた方、現在療養中の方にお見舞いを申し上げ、医療に携わる人たちに心から感謝を申し上げます。

あなたにオススメあなたにオススメ

コラボPR

合わせて読みたい合わせて読みたい

人気記事ランキング人気記事ランキング

写真ランキング

コラム

ピックアップ

エルマガジン社の本